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エド・シーランが、2015年から続いた著作権訴訟について語った。3日間のシドニー公演の初日にアコー・スタジアムに集まった約7万人の観客に対し、裁判で電子機器の提出を求められた経験が思いがけず非常に個人的な楽曲の誕生につながったと明かした。
英国出身のソングライターであるエドは現地時間2026年2月14日、【ループ・ツアー】のシドニー公演を開始し、「Castle on the Hill」「Shape of You」「Perfect」などのヒット曲を披露した。公演中盤にはパフォーマンスを一時止め、2014年のシングル「Thinking Out Loud」が故マーヴィン・ゲイの「Let’s Get It On」の要素を盗用したとして2015年に提起された1億ドル(約153億円)規模の著作権訴訟について言及した。
約8年に及ぶ法廷闘争の末、2023年に米ニューヨークの陪審はエドによる盗用はなかったとの判断を下した。シドニーの観客に向け、彼はこの訴訟がもたらした精神的負担や、その過程で置かれた特異な状況について振り返った。
彼は、「ここ10年、ニュースで僕の名前を見たとしたら、おそらく訴訟関連だったと思う。2015年の著作権訴訟だね。ある楽曲について、別の人の楽曲を盗作したと言われて訴えられたんだ。でも実際にはそんなことはしていなかったから、その状況で唯一できたのは裁判でそれを証明することだけだった」と語った。
法的手続きの一環として、調査のためメッセージやファイルを確認できるよう電子機器の提出を求められたと彼は続け、「とりあえず、変なものが入っていなくてよかったよ」と冗談めかして話した。
さらにエドは、訴訟が起きて以降スマートフォンを所有していないことをファンに明かした。2015年のオーストラリア・ツアー中に使用をやめ、その後、証拠提出のために再び端末を探し出したという。彼は、「2015年に“X(マルティプライ)”のツアーでここ(オーストラリア)に来ていて、そのツアーの終わりに携帯の電源を切って、“もうスマートフォンは使いたくない”と思った。それ以来、連絡手段はメールに切り替えてずっと使っている」と語った。
数年後にその端末の電源を再び入れた経験は感情的なものだったと彼は語った。「この訴訟のためにもう一度開いて、メールやメッセージを確認したんだけど、まるでタイムマシンで2015年に戻ったみたいだった。でも2015年だけでなく、この番号でメッセージを送り始めた2007年にまでさかのぼる感覚だった」と彼は話し、「本当に頭がくらっとした。時間が止まっているみたいだった」と続けた。すでに亡くなった友人とのやり取りや、何年も話していなかった家族との古い会話も見つかったという。
この経験は最終的に、2025年のアルバム『プレイ』に収録されている「Old Phone」の着想につながり、彼は同曲をスタジアムの観客に披露した。「人生でネガティブな出来事があると、僕はそれについて曲を書くんだ。そうするとその出来事の意味が見えてくる。逆に良いことがあったときも同じで、それについて曲を書く」と彼は観客に語り、「僕の楽曲はだいたい2分間の“極端な感情”みたいなものなんだ。何かしらの感情を強く感じている状態だね。悪い日があると、そこから良い曲が生まれることが多いと感じている」と述べた。
また、このステージで彼はオーストラリアの観客への特別な思いにも触れた。同国は英国以外でいち早く彼の音楽を支持した地域の一つだと彼は述べ、「だからオーストラリアに戻ってくるのが好きなんだ。19歳か20歳の頃に初めて来たけれど、観客の熱量はいつもすごかった。どんな状況でも、どんな日でも、観客は本当に熱い」と語った。
さらに彼は、「シドニーに戻って来られて最高だよ。明日みんなの声が出なくなっていなかったら、僕の仕事が足りてなかったってことだね。オーストラリアは英国以外で初めてヒットが出た場所だから、ここからツアーを始められるのが本当にうれしい。すごく大切だし、その気持ちが伝わっていたらうれしいよ」と続けた。
エド・シーランはこの後シドニーでさらに2公演を行い、その後ブリスベン、メルボルン、アデレードへとオーストラリア公演を続ける予定だ。
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