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村山由佳の最新長編小説『DANGER』の書影が公開された。
『DANGER』はシベリアを舞台に、バレエと戦争という二つの軸を通して、どん底に堕ちてもなお希望を見出そうとする人々の姿を描いた、愛と哀しみの物語だ。本作は2月26日に発売される。
物語の舞台は1990年代。バレエ団の来日公演にあわせ、編集者の水野果耶と記者の長瀬一平は、世界的振付家・久我一臣へのインタビューを行う。当初は久我の半生を辿りながら、戦前・戦後の日本バレエ史を紹介する記事を構想していた。しかし、久我が語り始めた壮絶なシベリア抑留の体験は、二人の想像を超えた過去と縁を次々に掘り起こしていく。
物語世界を彩る装画は、オカダミカが手掛けており、作品の重厚なテーマと静かな情感を映し出している。
◎村山由佳 コメント
父の体験を聞かされて育った私にとって、「シベリア抑留」はいつか必ず向き合わなくてはならないテーマでした。
戦争の愚かしさを生の声で語れる人が減り、反比例するように世界がキナ臭くなるばかりの昨今、いま書かなくてどうする、と取り組んだのがこの物語です。
重たい題材だからこそ、ぐいぐい読めるように心を砕きました。
どうか、届きますように。
◎書籍情報
『DANGER』著:村山由佳
2026年2月26日(木)発売
2,530円(tax in.)
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