GRe4N BOYZ、恒例の没入型ライブに幅広い世代が集結 3Dメガネで体験する仕掛けに観客も興奮

2026年1月26日 / 14:30

 GRe4N BOYZが今年最初のライブ【GRe4N BOYZイマーシブライブシアター 2026『今年は3D?!LABO “The XY” ~明日、飛び出しても~』】を1月11日に東京・Zepp Haneda(TOKYO)、24日に大阪・Zepp Osaka Baysideで開催した。

 今年は「LABO」として初の3Dライブに挑戦し、3Dメガネをかけた観客はステージから目の前に飛び出てきて歌うメンバーなど様々な驚きの仕掛けに声を上げながら、特別な時間を一緒に過ごした。

 GRe4N BOYZのライブは「イマーシブライブシアター」(没入型のライブ)と呼ばれ、顔を伏せて活動している彼らの個性を独自のエンターテイメントとして昇華させ、音楽ライブとシアター要素を融合した他では見ることのできない壮大なショーを楽しめるのが特徴だ。何より大きいのはGRe4N BOYZの心に響く歌と楽曲の力だ。観客は緑色のペンライトを振りながら、「キセキ」や「愛唄」を大合唱した。そしてライブのMCコーナーにあたるストーリーパートではメンバーと一緒に謎解きクイズやパズルに挑戦しながら物語の謎を一つひとつ解いていく観客参加型のイベントが行われ、4人のダンサーたちも会場を盛り上げるなど、小さな子どもから大人まで全世代の観客を夢中にさせる演出が細部まで施されている。Zepp Haneda(TOKYO)で開催されたライブをレポートする。

 開場前から期待に胸を躍らせる観客たちが入り口に用意されたグッズ売り場に長蛇の列を作った。中に入るとスタッフが太鼓を叩きながら笑顔で観客を招き入れた。そしてメンバーの分身である着ぐるみとの2ショット撮影やフォトスポットなど開演前からお祭りを盛り上げる様々なイベントが用意された。

 母親と愛知県から来たという中学1年生の男子は「『天使と悪魔』という曲が大好きです。ライブでは、大玉転がしなんかもあって、いつも楽しませてくれるところが好きです」と話してくれた。また東北から来たという20代の男性2人組は「小学生の頃からずっと聴いてきて自分の人生にとってかけがえのない音楽です」「顔を出さなくても何回行っても面白いライブなんです」と熱く語った。彼らのファンがきっかけで結婚したという夫婦は「いつも支えてくれたり、頑張れって背中を押してくれたり、そんなみんなに寄り添ってくれる曲が大好きなんです。MCも毎回すごく心がこもっていて今日も楽しみにしています」と2人で期待を膨らましていた。

 開演時刻になると「過去と未来を繋ぐ新たな冒険を今という」「今から冒険を始めよう」といったこれから始まる壮大な物語を予感させる言葉がステージ正面のスクリーンに表示された。するとミステリアスな風貌のマジシャンで悪の手先、『ブレインダイブ男爵』がスクリーンに登場し、「今からこの世界に呪いをかけましょう」とマスに書かれた数字のマジックで観客を驚かせた。

 オープニング映像が映し出され、物語の扉が開くと、今回のカギを握る“時空ラジオ”という重要なアイテムが登場した。ラジオからはDJの軽快なおしゃべりと共に「それでは今年のLABOを盛り上げてくれること間違いなしの4人組を紹介しましょう!」という合図でメンバーが登場し、大きな手拍子で4人を迎えた。

 今回は初めての試みとして、観客は入り口で配られた3Dメガネをかけてライブに臨んだ。そして「さあ始めようか!」というHIDEの第一声が会場に響くと煌びやかで豪華なステージがスクリーンいっぱいに3D映像で映し出された。立体感と奥行きのあるステージを前に1曲目の「少年」がスタートした。すると空に浮かんだ4人が天井からゆっくり下りてきて、そのまま猛スピードで観客の目の前まで飛んできた。

 今まで見たことのない演出に観客は一斉に驚きの声を上げ、いきなりボルテージも最高潮に達した。そんな3Dならではの迫力のあるステージに終始、興奮しっ放しだった。さらにGRe4N BOYZのライブには欠かせない4人のダンサーが加わり「東南西北~全員集合!!!!~」、「オレンジ」とエモーショナルな曲を続けて歌った。

 「みなさん、よーこそー! 我々がGRe4N BOYZです!」と最初のMCコーナーでメンバーがあいさつをすると、naviがマイクを持って「じゃあさっそく次の曲にいっちゃうよー!」と言った瞬間、突然、ステージに“時空ラジオ”が登場した。今回のLABOは、この“時空ラジオ”の不思議な力に導かれ、過去にタイムリープしてナスカという謎の少年との出会いと宝探しの旅に出かけるというミッションがメンバーと観客に与えられた。そこで通常のライブではMCコーナーに当たるパートでミッションをクリアするための様々なクイズが用意され、全員で謎解きをしながら、物語の真相に迫っていった。

 クイズに正解すると再びライブコーナーに戻り、観客も一緒にタイムマシンに乗っている気分に浸った「ソラシド」、ダンサーと息の合ったパフォーマンスを繰り広げた「weeeek」、火柱も上がり派手な演出で魅了した「4 ever ドーン!!!!!」など、曲ごとに趣向を凝らした演出で楽しませた。観客も3D映像による立体的なメンバーの姿を楽しみながら、歌に合わせて大きく手を振ったり振り付けを楽しんだりしながら声援を送った。さらに歌詞も立体型のテロップとしてステージに次々と浮かび、目の前に迫ってくるなど遊び心もあり、会場にいた子どもたちは声を上げて喜んでいた。前半の山場に差し掛かると「愛唄」のイントロが流れ始めてHIDEが「みんなで歌っていきましょう!」と呼びかけると、3D効果で会場全体にろうそくの火が灯る中、大合唱に包まれた。

 4人のライブパフォーマンスは続き、かわいらしい書体のひらがな文字が次々と3Dで空中に浮かぶ「あいうえおんがく」や観客が縦ノリでリズムを刻む定番ナンバー「HIGH G.K LOW ~ハジケロ~」、そして「愛すべき明日、一瞬と一生を」は全国ツアーで出会ったファンの笑顔がスクリーンに映し出され、「扉」ではサビを全員で歌った。「パリピポ」ではキラキラと輝くミラーボールの中で92とSOHの軽快なラップを堪能した。

 中盤のMCコーナーでは4人のダンサーがこの日のお祭り気分を盛り上げるトークや客席に放たれたたくさんの大きな風船を全員で協力しながらステージまで運ぶライブの定番「大玉転がし」のイベントも行われた。

 そして物語は終盤へと進み、様々なクイズを全員で解き明かしながら宝の隠し場所とナスカ少年がいる時代に近づいていった。4人がようやく彼らの時代にたどり着くとそこは2007年1月――。つまりGReeeeNが1stシングル『道』でデビューした時代だった。ここで全ての謎が解けたが、4人が知ったのは、今はダムの下に沈んでしまった町のある切ない出来事だった。

 探していたナスカ少年は、町のお祭り会場にいた。ナスカは最後にクイズで大切なメッセージを全員に伝えた。そのメッセージとは「おまつりがしたい」――。実はダムに沈む前に町の子どもたちが楽しみにしていた夏祭りが中止になり、そのまま町は沈んでしまったそうだ。そこで未来の4人に子供たちの願いを叶えてもらうため“時空ラジオ”を通じて4人メッセージを届けていたのだ。それを知った4人は「最後の夏祭りの望みを叶えてあげよう」と客席に呼びかけ、お祭りナンバー「オトノナルホウへ!!!!」「GOOD LUCKY!!!!!」を歌った。そして全員で「キセキ」を大合唱して、幻の夏祭りを盛り上げた。こうして壮大なライブと物語が1つにつながり大団円を迎えた。

 今回のLABO『“The XY”』という物語は、“座標”にまつわる謎解きが中心だったが、その理由について、メンバーの現在地、そして過去の座標から歩んできた軌跡、さらに未来の座標へと進む決意を歌と物語を通してファンと共有したいという特別な思いがあったという。中でもクライマックスで披露した「道」には、目まぐるしく過ぎていく日常の中でも、自分たちの原点の座標、大切な瞬間の座標を大切に覚えていれば、これからも今の自分たちの背中を押してくれる力になるという、強いメッセージが込められている。

 本編が終了すると場内が暗転し、アンコールの拍手の中、4人が再びステージに登場した。そこで「天使と悪魔」「OTAKEBI」「詠ミビトシラズ」を歌い、観客もタオルを振り回しながら声援を送った。

 最後に4人が改めてファンに挨拶した。92は「新年早々、遥々いろんな場所からこんなにもお集まりいただき、本当にありがとうございます」と一礼。続けて「GRe4N BOYZとしてまた歩み始めて、みなさんがいるおかげでこういうことができて、直接会話することもできて本当に感謝しております。そして2026年もやりますよ! イマーシブライブシアター2026!」と話すと場内から大きな歓声が湧き上がった。

 HIDEは「元気だったかー!」と声を掛け、「2月25日にニューアルバムが出ます。それではニューアルバムから1曲お送りしましょう!」と話し、客席から歓喜の声が上がった。ところがイントロが流れた瞬間に音が止まり、「残りはお楽しみ~」とお茶目に話すと会場から笑い声が響いた。

 naviは「2年前に名前が変わりまして新たな気持ちで前に進んでいるんですけど、振り返ってみるとデビューからもう18年経っているんです。18年って僕とHIDEくんが出会った年齢なんですよ。ここまで続けてこれたのは本当にみなさんのおかげです」と挨拶。続けて「ここにきているみなさんのそれぞれの日常の中で遠回りしたり立ち止まったり、いろんなことを抱えながら、それでも今日っていう日にみんなここにたどり着いたんですよねー!」と語り始めた。ファンにとって楽しみの1つでもある天然でユーモアたっぷりのnaviのアドリブに観客は笑顔を見せながらじっくりと耳を傾けた。

 そしてSOHは、少し緊張した声で「デビューからもうすぐ19年目ですか。これだけ長くやっていればいろいろあります。実は数か月前に足にケガをしてしまい、ライブに参加できるか不安しかありませんでした。でも今日メンバーに会って、ここに立ってみて、その不安が全部吹き飛びました」と告白した。続けて声を震わせながら「僕が幾度のピンチにも陥った時に自分の心を奮い立たせることができたのは彼らがいたからです。HIDE、92、naviさん、また迷惑かけるかもしれないけれど、これからもずっと友達でいてくれますか?」とメンバーに尋ねると3人は大きく手を挙げて応えた。すると感極まったSOHが「ありがとう」と全員に感謝を伝え、3人もSOHに寄り添った。

 4人それぞれの個性が見えてくる心のこもった挨拶を終えると、最後は全員で「SONG 4 U」を歌い、今回のイマーシブライブシアターLABOが終幕を迎えた。

 終演後、今回のライブの感想をファンが語ってくれた。初めてGRe4N BOYZのライブを観たという20代の男性は「今まで観てきたライブとは違うんだけれど、お客さんとメンバーの距離がすごく近いなって感じました。あと3Dがもう想像以上にキレイで、とにかく臨場感があってまた来たいと思いました」と興奮気味に答えてくれた。3月に歯科衛生士の国家試験を受けるという10代の女性は、「忙しい毎日なので久々に息抜きできました。それも大好きなGRe4N BOYZさんの歌を聴けたので今日の思い出を糧に4月から先輩たちみたいに歯科衛生士として働けるように国家試験を頑張りたいと思います」と声を弾ませた。

 北海道から来たという夫婦は「去年、GRe4N BOYZ(GReeeeN)がきっかけで結婚式を挙げました。そしたら式の最後に流した「SONG 4 U」を今日のライブで歌ってくれて2人で涙が止まらなかったです」と感動した様子。都内から来た女性2人組は「3Dが衝撃のクオリティーでした。もう触れるんじゃないかと思いましたよ」と驚いた様子で「4人で肩を組んだり、ハイタッチしているのを見てGRe4N BOYZの仲間意識の強さを感じましたし、ずっと好きでよかったなって思いました」としみじみと語った。

Photos by 藤岡雅樹、KA2official612

◎セットリスト
【GRe4N BOYZ イマーシブライブシアター2026 今年は3D?!LABO “The XY” 明日、飛び出しても】
1. 少年
2. 東南西北 全員集合!!!!
3. オレンジ
4. ソラシド
5. weeeek
6. 4ever ドーン!!!!!
7. 愛唄
8. あいうえおんがく
9. HIGH G.K LOW ハジケロ
10. 愛すべき明日、一瞬と一生を
11. 扉
12. バケモノ
13. What the “XXXX”
14. パリピポ
15. 道
16. オトノナルホウヘ!!!!
17. GOOD LUCKY!!!!!
18. キセキ
〈アンコール〉
19. 天使と悪魔
20. OTAKEBI
21. 詠ミビトシラズ
22. SONG 4 U

◎リリース情報
アルバム『あっ、ども。またおあいしましたね。あっ、、』
2026/2/25 RELEASE
<初回限定盤>
UPCH-7805/6 6,600円(tax in.)
<通常盤>
UPCH-2292 3,740円(tax in.)


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