仲野太賀が坂本九 全米1位記録「上を向いて歩こう」誕生秘話に迫る『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』12月公開

2026年1月23日 / 12:15

 “689トリオ”と呼ばれた作曲家・中村八大、作詞家・永六輔、歌手・坂本九が作り上げた「上を向いて歩こう」(英語タイトル「SUKIYAKI」)の誕生秘話を、事実に基づいたフィクションで描く映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』の新たなキャストが発表された。

 「上を向いて歩こう」は「SUKIYAKI」の名前で1963年に米ビルボードで3週連続1位を記録した名曲だ。本作の主人公で物語の核となる中村八大(岡田准一)は、若くして“天才ジャズピアニスト”と謳われ、後に「明日があるさ」「こんにちは赤ちゃん」「遠くへ行きたい」「世界の国からこんにちは」、さらに『笑点』のテーマソングまで、日本の音楽史に輝く名曲を次々と生み出した。

 今回、八代の相棒である永六輔を松坂桃李、坂本九を仲野太賀が演じることが明らかに。放送作家としてテレビやラジオの世界で頭角を現した永六輔は、大学の先輩である中村八大に誘われ、作詞もはじめ、「見上げてごらん夜の星を」「遠くへ行きたい」「こんにちは赤ちゃん」「いい湯だな」などを世に送り出した。エルビス・プレスリーに憧れて音楽の道を志した坂本九は「九ちゃん」の愛称で親しまれ、お茶の間のアイドルとして爆発的な人気を獲得。「上を向いて歩こう」「幸せなら手をたたこう」「見上げてごらん夜の星を」など数々のヒット曲を持つ。

 監督は『ヘヴンズ ストーリー』で【ベルリン国際映画祭】の<国際批評家連盟賞>を受賞した瀬々敬久。岡田はピアノを猛特訓したといい、「岡田准一のピアノ演奏シーン、スクリーンで観るのが待ちきれない!」「天才ピアニスト役への本気度に震える」といったコメントが寄せられている。『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』は12月25日より公開。

◎松坂桃李 コメント
この作品のお話をいただいたとき、岡田さん、そして仲野太賀の名前を聞いて、「これはぜひ参加したい」と強く思いました。脚本を読ませていただき、幅広い世代の方々に今でも歌い継がれている名曲「上を向いて歩こう」の誕生の裏側に、これほどまでに熱く、人間味あふれるドラマがあったことに深く心を打たれました。僕が演じる永六輔さんは、とにかく言葉の力とユーモアに溢れた方。役作りのために当時のラジオを聴き続けていましたが、気づけば役の準備であることを忘れ、リスナーとして夢中になってしまうほど、その語り口に惹き込まれていました。現場では、中村八大さんを演じる岡田さんの、ピアノに向き合う姿に圧倒されました。半年前から準備を重ね、どんなに難しい楽譜が直前に届いても、さらりと自分のものにしてしまう。その努力を決して表に出さず、自然体でやってのける姿は、まさに八大さんそのものだと感じました。坂本九さんを演じる仲野太賀も難しい曲を撮影前もクランクインしてからも何度も練習していました。本番ではスタッフ、キャスト全員がそんな太賀の歌声に涙しました。仲野太賀の歌も作品の見どころだと思います。“689トリオ”として3人で現場で過ごした時間は、とても楽しく豊かなひと時でした。この時間を通して改めて、ものづくりの美しさを感じました。

◎仲野太賀 コメント
出演が決まったとき、誰もが知るあの名曲にはこんなドラマがあるだなんて、脚本を読みながらワクワクしました。岡田さんと松坂さんという、心からリスペクトするお二人と一緒に“689トリオ”として演じられる喜びは本当に大きかったです。坂本九さんという国民的スターを演じるのは、プレッシャーもありますが、ひたすら当時の映像や音源をチェックし、音楽監督とも相談しながら、曲の成り立ちを一度分解して、九さんの「ハート」で繋がれる表現を模索してきました。10代の頃からお世話になっている瀬々監督との現場も感慨深く、監督の熱量を感じると、ああ、今いいものが撮れているんだなと安心して撮影に臨むことができました。当時の人たちが持っていた熱量、そして音楽の素晴らしさが伝わるような、温かい作品にできるよう心を込めて演じました。映画館を出た時に「この時代ってよかったな」とか「音楽って最高だな」と、お客さんに思ってもらえるような、そんな温かい作品になれば、と思っています。

◎公開情報
『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』
2026年12月25日(金)より、全国公開
監督:瀬々敬久
出演:岡田准一、松坂桃李、仲野太賀ほか 他
配給:東宝
(C)「SUKIYAKI 上を向いて歩こう」製作委員会


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