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ティモシー・シャラメが、新たな頂点に到達した。最新映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』で主演を務める彼は、映画の劇場公開をPRするため、米ラスベガスの巨大球体イベント会場スフィアの上に登場。同ランドマークの屋上に立った史上初の人物となった。
Cash Appとのコラボレーションで実現したこのプロモーションの映像では、【アカデミー賞】に2度ノミネートされたシャラメがスフィアの屋根の上に立ち、「“マーティ・シュプリーム”は、2025年のクリスマスに公開されるアメリカ映画だ!」と叫ぶ。カメラが引き、オレンジ色に輝くスフィア全体が映し出されると、彼は映画のキャッチコピーである「Dream big!(夢は大きく!)」と付け加えた。
今回の映画のプロモーションは、かなりユニークだ。卓球トーナメントの開催、ストリート・ブランドSupremeとのコラボ、偽のZoom会議、さらには巨大なピンポン玉のマスクをかぶった人々が彼の後をついて回る演出まで行われた。映画は、卓球界の伝説的チャンピオン、マーティ・ライスマンの人生に着想を得た作品だ。
自身の作品を観てもらうための姿勢について、29歳(12月27日に30歳を迎える)のシャラメは、米ヴォーグの取材でこう語っていた。「自己主張が強すぎるのは避けたい。でも同時に、後になって人生を振り返ってみた時に、自分の作品について、“まあ、見たければどうぞ。こんな感じの作品です”みたいに思うのも嫌なんだ。最悪の場合、人の気に障るかもしれない。でも、うまくいけば、“この人、本気でこの作品が価値あるものだと思ってるんだ”って誰かが引き込まれるかもしれない」と彼は述べていた。
さらに最近の英BBCのインタビューでは、歌手スーザン・ボイルにも言及し、彼女こそが『マーティ・シュプリーム』の精神を体現している存在だと称賛。「彼女は大きな夢を見た。僕たち全員よりもずっと大きな夢を。昨日のことのように覚えているよ」と彼は説明していた。
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