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ダフト・パンクのトーマ・バンガルテルが、フレッド・アゲインと共に仏パリでサプライズDJセットを披露した。
現地時間2025年10月25日、2人はフランスのレーベル<ビコーズ・ミュージック>の設立20周年を記念する2日間のイベント【Because Beaubourg】の一環として、パリのポンピドゥー・センターでB2Bセットを披露。DJのエロル・アルカンやビジー・Pも参加した。
これはバンガルテルにとって実に16年ぶりのDJセットとなった。英NMEによると、「Contact」「Rollin’ & Scratchin’」「Digital Love」といったダフト・パンクの代表曲をはじめ、ケミカル・ブラザーズの「Galvanise」や、ジョニー・グリーンウッドによる映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』のスコアなどを披露したそうだ。このセットは、今後5年間の改修工事に入るポンピドゥー・センターで行われた最後のイベントで、ライブ配信も実施された。
フレッド・アゲインは、「昨夜、パリのポンピドゥー・センターが5年間閉館する前の最後の夜に、トーマ・バンガルテル、エロル・アルカン、ビジー・Pと共にプレイしました」とインスタグラムに投稿。「ショーに向かうエレベーターの中で、トーマが初めてエレクトロニック・ミュージックに恋したのは、この建物の中で、1992年のことだと教えてくれたんです。さらには、マスクなしでちゃんとしたセットを披露するのは24年ぶりだとも言っていました。どちらの言葉にも、どう返せばいいか分かりませんでした。今もまだ言葉になりません」と彼は続け、「最後に唯一伝えられたのは、次にプレイするまで24年もかからないといいねということだけでした」と締めくくった。
投稿には、多くのアーティストがコメントを寄せ、ティエストは「伝説的だ!!」と書き込み、デヴィッド・ゲッタは複数の手をあげる絵文字を添えて「ワォ」と反応した。
ダフト・パンクの最後のライブ・パフォーマンスは、2017年の【グラミー賞】でのザ・ウィークエンドと共演だった。2021年にデュオが活動終了を発表して以降、バンガルテルはフランスのバレエ作品や故サルバドール・ダリに着想を得たコメディ映画など、複数のプロジェクトの音楽を手がけている。
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