劇場に足を運ぶべし!圧倒的な臨場感と映像美でよみがえる『オアシス|ネブワース1996』を試写室で見た(執筆:庄村聡泰)

2025年9月9日 / 18:00

 目下世界中を席巻しまくっている再結成オアシス。今更語るまでもないが、本当にすごいことになっている。ワールドツアーのほとんどは瞬く間にプラチナチケットと化し、オアシスのライブを観るためだけにイギリスへ飛ぶ筆者の友人も続々。中にはイギリスを諦めアメリカならばとロサンゼルス公演に的を絞る猛者まであらわれる始末。んでそいつら帰国後に会うと大体これみよがしにグッズのゲームシャツ着てるんだよなあ(笑)。

 もれなく即完となった10月の東京ドーム来日公演も刻々と迫る中、そんな今現在を自身2度目のキャリアハイ(話題性のみならずギャラガー兄弟の仲睦まじさも含めると、こう言って大きな相違はないであろう)と仮定すると、最初のキャリアハイは間違いなくこの1996年のネブワース公演であった。その2日目公演がソニーPCL独自開発の技術RS+™を用いて劇場用4Kデジタルリマスター化。来日公演の“前夜祭”がてら、9月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国の劇場にて公開されるとのこと。

 いち早く試写にてそちらを体験してきた筆者であるが、RS+™を駆使した今回の【劇場用4Kリマスター版】は、それはそれは凄まじい代物であった。映像の躍動感、臨場感が段違いなのはもちろんのこと、作中ボーンヘッドとノエルがメイン機として駆るセミアコの質感の違いやそのざらざらとした歪み、ハウリングが耳をつんざく感覚までもがはっきりと鮮明に観客へ語りかけ、そしてメモリアルなライブなのに「なんでそんなTシャツ短パン姿なんだよ」なアラン・ホワイトの終始豪快なストロークで鳴らされるスネアの生々しさ、途中登場するストリングスチームの音のレイヤー感に至るまで、何もかにもがケタ違いにド迫力。

 なんて楽器について色々と言及してはみたものの、それらを従えてどこまでも荒々しくロッキンなリアムと、どこまでも伸びやかでソウルフルなノエルの歌声が交錯する瞬間たるや。こんなにもカッコいいライブを極上の環境で追体験できるなんて。正直着席しているのがあまりにも辛く、気付けば身体は揺れそうで足もステップを踏みそうだった。試写会なので必死に我慢した。

 なお本作には当時のベーシストであるギグジーことポール・マッギーガンは本当に全くといっていいほど映らない。いくらなんでもあまりにもな采配であるが、こうなったらそれはそれとして1度目は全体を楽しみ、2度目はコーラやビール、ポップコーンをお供に楽しみ、3度目はギグジーが何回映ったかということを楽しむ、なんてリピート鑑賞も個人的にはオススメだ(笑)。

 上昇気流に乗りまくるバンドの機運が全てグルーヴとなってパッケージされた本作。もちろんこちらは映画館の音響でしか体験することは不可能である。職務放棄上等で申し上げるがこの体験を言語化するのも活字化するのもぶっちゃけ不可能なので、劇場に足を運ぶべし。

Text by 庄村聡泰
Photo by Jill Furmanovsky

◎公開情報
『オアシス|ネブワース1996:DAY2 Sunday 11th August』4Kデジタルリマスター版
2025年9月12日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか、全国ロードショー
監督:ディック・カラザース
配給:カルチャヴィル
(C) Big Brother Recordings Ltd
https://www.culture-ville.jp/oasisknebworth0811

劇場公開初日の9月12日(金)の鑑賞席は9日(火)24時より販売開始。
座席販売スケジュール:9月9日(火)24:00~(10日(水)0:00~)
上映劇場リストはこちら

そして、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷では、発声・拍手可能上映の実施が決定!発声・拍手可能上映の回は以下の通り。

★ヒューマントラストシネマ渋谷
9月13日(土)12:15~(シアター1)
9月14日(日)18:30~(シアター1)
9月15日(月)13:00~(シアター1)
※どれも発声・拍手可能
詳細はこちら


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