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AMEFURASSHIが2025年8月19日に東京・Zepp DiverCity(TOKYO)で昼夜2部制のワンマンライブ【AMEFURASSHI Live”Dive!”】を開催し、その公式レポートが到着した。
本公演の全体のテーマは“ライブハウスならではの体感”。その中で1部では「AMEFURASSHI×SPORTS」、2部では「AMEFURASSHI×MUSIC」というコンセプトのもと、それぞれ異なる演出とセットリストでパフォーマンスが繰り広げられた。
第1部
1部の開演前には、ギネス記録を持つ小学3年生のDJ RINOKAがステージへ。堂々としたDJプレイを披露し、オーディエンスの鼓動を高鳴らせた。そして会場に高揚感が満ちたタイミングで、スポーティな衣装を身にまとった愛来、市川優月、小島はな、鈴木萌花がColors(AMEFURASSHIファンの呼称)の前に姿を現した。彼女たちは「COOL HOT SWEET LOVE」でライブの口火を切ると、しなやかでキレのあるダンスとクールな歌声で会場中を魅了。続く「Ready Now」では、バットを使ってサインボールをフロアに放つというユニークな演出でライブのコンセプトを体現した。
最初のMCで挨拶を述べたあと、4人はGODIVAのショコリキサー(チョコレートドリンク)を持ち、「もえかんぱーい!」という掛け声で乾杯。そしてGODIVAのショコリキサーを手に踊る動画がTikTokで人気を博した楽曲「Drama」を披露した。この曲を象徴する横移動の“カニダンス”パートに移るとフロアから歓声が沸き起こり、続く「Magic of love」では川崎ブレイブサンダース チアリーダーズ IRISの4人がセクシーな踊りでライブに華を添えた。さらにAMEFURASSHIはタオルや光るうちわを持ってステージ上で躍動し、多彩なパフォーマンスで会場の盛り上がりを加速させた。
ライブ中盤の幕間にはDJ RINOKAが再び登場し、AMEFURASSHIの楽曲をつなげたスペシャルなDJパフォーマンスを展開。その音に導かれるように再びステージに上がったAMEFURASSHIは「Sweetie, Lovely, Yummy」でライブの後半戦を開始し、柔らかい歌声でフロアを心地よくクールダウンさせる。「グラデーション」の終盤には愛来が華麗なバトン捌きを披露してみせた。
続いてAMEFURASSHIは最新EP『Four Hearts』より、1980年代のディスコへのリスペクトを込めたナンバー「Don’t stop the music」を歌い、これを皮切りにラストスパートへ。「ARTIFICIAL GIRL」ではその場でバスケットボールのドリブルやパスをしながら歌うトリッキーな演出でColorsの視線を釘付けにし、本編ラストはジャージークラブのリズムを取り入れたダンスナンバー「SPIN」でフロアを大いに沸かせた。その後アンコールに突入すると、4人はグミをあしらった斬新な衣装に着替えて再登場。バランスボールをパフォーマンスに取り入れながら「MICHI」を歌い、最後までColorsを楽しませ続けた。
第2部
2部には7月に開催されたプレイベントにも登場したケンモチヒデフミ(水曜日のカンパネラ)、プロデューサー / トラックメイカーのYackle、過去にもAMEFURASSHIと共演しているRAM RIDERがゲスト出演。まずは開演前にYackleがDJ卓に立ち、AMEFURASSHIはもちろん、スターダストプロモーションのアイドルセクション・STAR PLANET所属グループの楽曲などを響かせ、フロアのテンションを右肩上がりに高めた。
満を持して登場したAMEFURASSHIは「Don’t stop the music」を1曲目に歌唱。1部とは異なる衣装でクールな楽曲を畳みかけると、ライブの途中からゲストDJを迎えて貴重なコラボステージをスタートさせた。ケンモチヒデフミとのコラボでは「Love is love」「WILD」「DROP DROP」「イニミニマニモ」「SPIN」がリミックスバージョンで披露され、メンバーの歌とダンス、ケンモチのDJパフォーマンスが一体となった迫力あふれるステージにフロアが盛大に沸き立った。
続くゲストのRAM RIDERとのコラボでも場内に熱狂の渦が生まれた。原曲は1分40秒という短い尺の「MOI」がロングバージョンで披露されたり、「Drama」の“カニダンス”パートでメンバーの動きがストップするアレンジが施されたり、「メタモルフォーズ」がクラブ仕様に強化されて鳴り響いたりと、リミックスバージョンならではの特別な展開に会場全体が夢中に。本編最後の「ALIVE」に至るまで、ライブハウスで音楽を体感することの醍醐味が感じられるライブが続いた。
アンコールではゲストDJの3人をステージに呼び込んでトークを繰り広げたのち、メンバーがそれぞれColorsに向けて挨拶。愛来が「まだまだこれから先、いろんなことに挑戦して成長していきたいと思っています。今日は本当にありがとうございました」と意気込みと感謝の思いを伝えると、AMEFURASSHIは最後に「Love love love」を披露した。彼女たちはColorsとともに腕を左右に振り、心地よい一体感があふれる中で「AMEFURASSHI Live”Dive!”」の幕を閉じた。
なお、AMEFURASSHIは10月11日に大阪・GORILLA HALL OSAKA、翌12日に愛知・名古屋ダイアモンドホールでワンマンライブを開催する。また、名古屋、大阪でのフリーライブ、【AMEFURASSHI Free Live Four Hearts】の開催も決定。9月6日に愛知県・ららぽーと名古屋みなとアクルス、9月7日に大阪府・もりのみやキューズモールBASEにて開催される。
Photos:Masato Yokoyama
◎公演情報
【AMEFURASSHI Live “Dive!”】
2025年8月19日(火)東京・Zepp DiverCity(TOKYO)
<1部>open 14:00 / start 15:00
Guest:DJ RINOKA
<2部>open 18:00 / start 19:00
Guest:ケンモチヒデフミ、RAM RIDER、Yackle
◎開催予定公演情報
【AMEFURASSHI ワンマンLIVE】
2025年10月11日(土) 大阪・GORILLA HALL OSAKA
open 14:30 / start 15:00
open 18:00 / start 18:30
2025年10月12日(日)愛知・名古屋ダイアモンドホール
open 14:30 / start 15:00
open 18:00 / start 18:30
【AMEFURASSHI Free Live Four Hearts】
2025年9月6日(土)愛知・ららぽーと名古屋みなとアクルス 屋外イベントスペース デカゴン
2025年9月7日(日)大阪・もりのみやキューズモールBASE 1F BASEパーク
※詳細決まり次第発表
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