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現地時間2025年6月18日に公開された米ニューヨーク・タイムズとの広範なインタビューで、ザ・ボスはトランプ大統領のリーダーシップから、彼が米国の社会構造に与えた影響まで、あらゆることを批判した。スプリングスティーンは現在開催中の【ランド・オブ・ホープス・アンド・ドリームズ・ツアー】で、トランプ政権下の“現在の状況”を題材にしたセットリストを毎晩演奏しているという。
スプリングスティーンはその現状をどのように表現するだろうか?「これはアメリカの悲劇だ」と彼は同紙に語り、「国の産業の空洞化と、その後急激に拡大した富の格差が、多くの人々を取り残した。それは扇動者に絶好の条件だった。この愚か者が現れたことは信じられないが、一部の人々にとってはまさに理想的な人物だったのだ」と述べている。
トランプ大統領が2期目の就任から数か月が経過したことを振り返り、スプリングスティーンは、「この70日間で私たちが経験してきたことは、皆が“ここでは起こりえない。アメリカでは決して起こらない”と口々に言っていたことばかりだ。そして今、その状況に陥っている」と付け加えた。
スプリングスティーンは、トランプに対して長年にわたり反対の立場を表明しており、2024年の大統領選挙では当時のカマラ・ハリス副大統領を支持し、4年前には米アトランティックに対し、2度弾劾されたトランプ大統領は“我々の民主主義に対する脅威”だと述べていた。5月に英マンチェスターで開催されたコンサートで、ザ・ボスが現政権を“腐敗し、無能で、裏切り者の政権”と非難したことを受け、トランプ大統領は数週間前に反撃に出た。
このコンサートの直後にトランプ大統領はTruth Socialに、「過大評価されているブルース・スプリングスティーンが外国に行き、アメリカ合衆国大統領を批判しているようだ。彼のことを好きだったことはないし、彼の音楽も、彼の過激な左派政治も好きじゃない。そして何より、彼は才能のない男だ。ただ押し付けがましくて、うるさいバカ野郎だ……この干からびた“プルーン”のようなロッカー(彼の肌はすっかり衰えている!)は、口を閉じておくべきだ」と投稿した。
スプリングスティーンは侮辱に動じず、その後も故郷の現状に対する不満をステージで表明し続けている。5月下旬には、トランプを怒らせたスピーチの音源を収録したEPをリリースした。
そしてニューヨーク・タイムズのインタビューで彼は、ここ数週間でロサンゼルスなど各地で広く批判されているアメリカ合衆国移民・税関執行局(ICE)による強制捜査など、トランプ大統領の移民政策を批判することをためらわなかった。彼は故郷であるニュージャージー州について、「フリーホールドには、そこを活気に満ちた街に変えた多くの移民が住んでいる」と語った。
「現在、アメリカ全土に移民や出稼ぎ労働者を受け入れているコミュニティがある」とスプリングスティーンは続け、「だから今起こっていることは、私に嫌悪感を抱かせるし、ひどい悲劇だ」と述べている。
だがそれにもかかわらず、彼は自身のキャリアを捧げて歌ってきた米国の将来について、依然として大きな希望を抱いていると語っている。スプリングスティーンは、「なぜなら、私たちには長い民主主義の歴史があるからだ。この国に独裁的な歴史はない。この国は根本的に民主主義であり、いつかその本質が頭をもたげ、状況は好転するだろうと私は信じている」と語り、「幸運を祈ろうじゃないか」と付け加えた。
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