エンターテインメント・ウェブマガジン
ニック・ケイヴはすでに自身の葬儀のサウンドトラックを決めており、その中にはカニエ・ウェストの楽曲も含まれているようだ。
ケイヴのリクエストは、ファンからの手紙に返信する自身のウェブサイト、Red Hand Filesを通じて明かされた。イギリスのヘレンからの手紙には、彼が最近英BBCラジオの番組『Desert Island Discs』に出演した際に、無人島にもっていきたいと語った選曲について書かれていた。ケイヴが選んだ8曲には、ボブ・ディラン、故ジョニー・キャッシュ、T・レックス、故ニーナ・シモン、故ジョン・リー・フッカー、故カレン・ダルトン、故ティム・ローズ、カニエ・ウェスト、そしてザ・セインツの楽曲が含まれていた。
ヘレンの手紙は、ケイヴが喪失感や罪悪感にどのように対処しているかという仮定の問いが続いていた。また、アメリカのダミアンからの別の質問では、自身の葬儀で流してほしい曲について尋ねられていた。
自身の悲しみの対処法について長々と語った後、ケイヴはダミアンの質問に対し、「カニエ・ウェストの“I Am A God”をお願いしたい」と2013年のアルバム『イーザス』の収録曲をあげ、回答を締めくくった。
ケイヴがウェストの音楽への愛を公言したのは今回が初めてではない。2020年1月のRed Hand Filesでの回答では、ウェストを“我々の最も偉大なアーティスト”と評していた。「芸術を作ることは狂気の一つの形だ。自身の特異なビジョンに深く入り込み、その中に迷い込む」とケイヴは当時記し、「カニエほど自分自身の狂気にコミットしているミュージシャンは世界にいない。この点において、現時点で彼は我々の最も偉大なアーティストだ」と述べていた。
この称賛から数か月後、ヴァシリスという名のファンが、「(ウェストの)“Donda”が延期されたのは、2人が一緒に取り組んでいた曲を収録するという土壇場の決断によるものか」とケイヴのサイトを通じて問い合わせたところ、ケイヴは普段の回答よりもはるかに短く簡潔に、「親愛なるヴァシリス、ノーだ。愛を込めて、ニック」と返信していた。
J-POP2025年6月7日
Billboard JAPANとSpotifyによるコラボレーション・プレイリスト「Top Japan Hits by Women」が、6月6日に更新された。 Billboard JAPAN Hot 100からWomen Songsをピ … 続きを読む
J-POP2025年6月7日
東京・福岡を拠点に活動するガールズグループばってん少女隊が、8人体制となってから初の新曲「進め!乙女は止まらない」を7月25日にエムカードとしてリリースすることを発表した。 本作は、作詞・作曲に田中隼人、長沢知亜紀、編曲にPARKGOL … 続きを読む
J-POP2025年6月7日
SHADOWSとENTHが、スプリットツアー【SHADOWS x ENTH Presents. -EAZY-】の開催を発表した。 今回のスプリットツアーでは各アーティストの地元である水戸、名古屋を始め全国9都市を巡る。アートワークに … 続きを読む
J-POP2025年6月7日
汐れいらの新曲「ハレの日に」が、TVアニメ『薫る花は凛と咲く』のエンディングテーマに決定した。 汐れいら初のアニメ書き下ろしとなった本楽曲は、公開されたアニメ『薫る花は凛と咲く』のプロモーションビデオにて一部を聞くことができる。 ◎ … 続きを読む
J-POP2025年6月7日
渡辺美里が新曲「折りたたみ傘」を配信リリース、ミュージックビデオを公開した。 シンガーソングライター・槇原敬之が作詞・作曲を手がけた本作は、数年前に出演したイベントでの再会をきっかけに「今の私が歌うべき曲を書いてほしい」と自らオファ … 続きを読む