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デヤーモンド・エディソン、メガファン、ギャングスの創設メンバー、フィル・クックが、盟友ジャスティン・ヴァーノン(ボン・イヴェール)のプロデュースによる、ピアノへのコミットメントを確認するアルバム『アパラチア・ボレアリス』よりタイトル曲をリリースした。
この曲について、「僕が書いた曲の中で一番好きな曲で、孤独で辛い日のひどい豪雨の中で書いた。最後のスタンザでは、夜の湖で鳴くハシビロコウの鳴き声が録音され、そのムードが互いを尊重し合いながら補完し合っている。この曲を20代や30代で書けたとは思えないし、人生における本当の喪失とその余波に残る喪失感を経験せずに書けたとも思えない。この曲を演奏すると癒されるんだ」とクックは語っている。
昨年4月、クックは、米ウィスコンシン州のApril Baseでこのアルバムをレコーディングしたが、そのルーツは2022年秋にまで遡る。彼は突然、米ノースカロライナ州のピードモント地方の野原と森の端で一人暮らしを始めた。1年後、そこを離れ、ノースカロライナ州ダーラムに移住。サザン・ゴスペルの巨匠チャッキー・ロビンソンのレッスンを通して作曲に磨きをかけ、演奏に挑戦した。しかし2024年4月、彼は生まれ育ったウィスコンシン州チペワ・バレーに戻り、生涯の友人でありバンド仲間でもあるジャスティン・ヴァーノンにアルバム『アパラチア・ボレアリス』のプロデュースを依頼した。クックとヴァーノンは、ヘッドフォンから聞こえる鳥のさえずりに合わせてレコーディングを実施。優しさと逞しさが同居し、笑顔と笑いと涙を呼び起こす、31分間に及ぶ進化と成熟の記録を完成させた。
◎リリース情報
アルバム『アパラチア・ボレアリス』
2025/3/21 RELEASE
PSY052JCD
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