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ケンドリック・ラマーとシザは、「All the Stars」や「Luther」、最近では「30 for 30」など、これまでに数々のヒット曲でコラボしてきたこともあり、長い間ファンの間でジョイント・プロジェクトが熱望されてきた。今年4月には、【グランド・ナショナル・ツアー】に出る予定のトップ・ドッグ・エンターテイメントの元レーベルメイトである2人によるコラボ・プロジェクトが実現する日は意外と近いかもしれない。
現地時間1月8日、シザが来週全米公開予定の映画『ワン・オブ・ザム・デイズ』のプロモーションのために米トーク番組『シェリー』を訪れた際、今後ラマーとジョイント・プロジェクトを発表する可能性について語った。ラマーとのコラボ・アルバムについて尋ねられた際、シザは「ぜひやりたいですね」と返答し、「素晴らしいと思う。彼はまさに天才。その才能の一部は、彼がとてもとらえどころがなく、とてもミステリアスなところにある。私はそこに魅力を感じます」と説明した。
また、彼女は、ラマーの最新アルバム『GNX』に収録されたコラボ「Luther」や同作のクロージング曲である「Gloria」で、自分のボーカルのどのバージョンが使われているのか、完成するまで知らなかったことを明かした。「あなたが何が起きているのかわからないのと同じくらい、私にも状況がわからなかった」と彼女は語り、「“Luther”がリリースされたときに“OK、これが使われたボーカルなんだ”という感じだった。“グロリア”も同じで、“そうか”って」と続けた。
だが、【グラミー賞】受賞経験を持つシザは、ラマーと一緒に仕事をする際に生まれる未知の部分が、自身の創造性を時としてコンフォート・ゾーンの外に押し出してくれるのが気に入っているそうだ。「それもまた、手探りで進めていくプロセスの一部で、彼はその中で重要な役割を果たしてくれている。彼の専門性を信頼しているからこそ、身を任せてこういう瞬間やスポットライトにイエスと言える。彼は本当にイエスと言うのが上手。でもちゃんと地に足がついている。だから、“センセイ、あなたの知っていることを教えてください”という感じですね」と。
シザとラマーは、現地時間4月19日の米ミネアポリス公演を皮切りに、北米を横断するスタジアム・ツアーに乗り出す。【グランド・ナショナル・ツアー】は、ヒューストン、フィラデルフィア、ニュージャージー、シアトル、ロサンゼルス、ラスベガス、カナダ・トロントを巡り、6月18日にワシントンD.C.で幕を閉じる予定だ。
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