エンターテインメント・ウェブマガジン
ジャパニーズ・ブレックファストの最新アルバム『フォー・メランコリー・ブルネッツ(&サッド・ウィメン)』から1stシングル「Orlando in Love」が公開された。
ブレイク・ミルズのプロデュースによる4枚目のアルバム『フォー・メランコリー・ブルネッツ(&サッド・ウィメン)』は、トレーラーやロフトなど、即興のレコーディング・スペースを最大限に活用してきた10年間を経て、ジャパニーズ・ブレックファストが初めて正規のスタジオで制作した作品となる。レコーディングは、伝説的な米ロサンゼルスのSound Cityスタジオで行われた。
フロントウーマンでソングライターのミシェル・ザウナーは、前作『ジュビリー』の明るく外向的なトーンから一転して、今作で内なる暗い感情の波――長年詩人たちのインスピレーション源とされてきた“不機嫌で豊かなメランコリー”に焦点を当てている。その結果生まれたのは、ゴシック小説を思わせるロマンチックなスリルを呼び起こす、成熟した複雑で瞑想的な作品だ。
【グラミー賞】にノミネートされたアルバム『ジュビリー』や、ベストセラーとなった回顧録『Crying In H Mart』によって、ザウナーは文化的なメインストリームに躍り出るとともに、芸術家としての深い野心を実現した。しかし『フォー・メランコリー・ブルネッツ(&サッド・ウィメン)』は、彼女がこれまで経験した変革期を描いている。この成功を振り返り、ザウナーは「欲望には至福と破滅を結びつける皮肉がある」と語り、「欲しいものを手に入れたとき、私はいつも誘惑される気がしていた。太陽に近づきすぎて、このままでは死んでしまうと思った」と述べている。
今回のアルバムは、ヨーロッパ・ロマン主義の風景や古典へのさりげない言及を取り入れた、芸術的成熟を象徴する新たな領域を切り開いている。彼女は創作のインスピレーションとして、ドガの『L’absinthe』に描かれる孤独なカフェの少女や、カスパー・ダーヴィト・フリードリヒの海景画、『嵐が丘』の情熱的な憧れと荒々しい荒野、そしてトーマス・マンの『魔の山』に登場するハンス・カストルプがベルクホーフのバルコニーで夢想する姿などを挙げている。
◎リリース情報
アルバム『フォー・メランコリー・ブルネッツ(&サッド・ウィメン)』
2025/3/21 RELEASE
DOC425JCD
J-POP2025年1月9日
世界各国でヒットしている日本の楽曲をランキング化した “Japan Songs(国/地域別チャート)”で、Creepy Nuts「オトノケ」が、7つの国と地域で首位を獲得した(集計期間:2024年12月27日~2025年1月2日)。 「 … 続きを読む
J-POP2025年1月9日
世界でヒットしている日本の楽曲をランキング化した “Global Japan Songs Excl. Japan”。今週はCreepy Nuts「オトノケ」が首位を獲得した(集計期間:2024年12月27日~2025年1月2日)。 「オ … 続きを読む
J-POP2025年1月9日
東京スカパラダイスオーケストラとフルオーケストラによる特別記念公演のアンコール公演として【Tokyo Ska Paradise Orchestra×billboard classics symphonic concert 2025 -EN … 続きを読む
J-POP2025年1月9日
TBS系バラエティ『水曜日のダウンタウン』発のアイドルグループ・豆柴の大群が、この度復活を果たし、新曲「りロード」配信リリースとあわせてミュージックビデオを公開した。 グループを脱退していたハナエモンスターが復帰することとなり、さらにク … 続きを読む
洋楽2025年1月9日
世界的なヒットメーカーであるバッド・バニーだが、ときにはまだ新人のように感じることがあるようだ。音楽活動10周年を迎えたプエルトリコ出身のスーパースター(本名:ベニート・アントニオ・マルティネス・オカシオ)は、Apple Musicのゼイ … 続きを読む