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2024年11月27日公開のBillboard Japan週間シングル・セールス・チャート“Top Singles Sales”(集計期間:2024年11月18日~11月24日)で、BUCK-TICKの『雷神 風神 -レゾナンス』が初週13,120枚を売り上げて2位を記録した。
今年9月にメジャーデビュー37年目を迎えたBUCK-TICK。本作は、ボーカル・櫻井敦司の急逝後、新たに4人体制になってから初のシングルで、メンバーの今井寿と星野英彦によるツインヴォーカル曲だ。
ここでは、SoundScanJapanの販売データを使用し『雷神 風神 -レゾナンス』の販売動向を調査する。図1(https://www.billboard-japan.com/d_news/image/144044/2)は、直近シングル5作である『雷神 風神 -レゾナンス』と2023年3月リリースの『無限 LOOP』、同じく2023年3月リリースの『太陽とイカロス』、2021年9月リリースの『Go-Go B-T TRAIN』、2020年8月リリースの『MOONLIGHT ESCAPE』の初週と累計販売枚数を比較したグラフとなる。
グラフを見てみると、今回リリースされた『雷神 風神 -レゾナンス』は、直近5作で最も多い初週販売枚数を記録したことがわかる。新体制となってもなお根強い人気が続いていることが窺える。本作が今後どれほど販売枚数を伸ばしていくかにも注目していきたい。また、『無限 LOOP』と『太陽とイカロス』が2023年同月にリリースされたことを考慮すると、コンスタントな販売枚数で推移していると言えるだろう。
図2(https://www.billboard-japan.com/d_news/image/144044/3)は、『雷神 風神 -レゾナンス』の実店舗での発売初週の地域別販売比率のグラフ、図3(https://www.billboard-japan.com/d_news/image/144044/4)は、その中でも関東地方に絞った都県別販売比率のグラフである。また、一般的なシングルの販売比率とも比較するため、2024年に発売された全てのシングルの販売比率も全シングルとして両グラフに追加している。
図2を見てみると、『雷神 風神 -レゾナンス』は、北海道6.5%(以下かっこ内全シングル:2.9%)、甲信越地方5.0%(1.8%)、九州地方8.1%(6.7%)など、東名阪以外での比率の高さが目に留まる。長年積み上げてきたキャリアや知名度に加えて、全国ツアーなどの精力的な活動を続けてきた結果、大都市圏に限らない、全国幅広い支持に繋がっていると言えるだろう。図3では、全シングルと比較して東京の比率が小さい分、群馬7.6%(1.6%)、埼玉5.7%(4.3%)、神奈川6.9%(4.5%)となっており、特に群馬については神奈川、大阪を超える2番目の比率の都道府県となっている。出身地である群馬における比率の高さから、地元での強い人気を得ていることがわかる。
『雷神 風神 -レゾナンス』で、新体制における人気をあらためて示したBUCK-TICK。12月4日にはアルバム『スブロサ SUBROSA』をリリースし、12月29日には日本武道館公演【ナイショの薔薇の下】を開催する予定だ。彼らの今後の活躍に注視したい。
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