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ショーン・メンデスは長年、自身のセクシュアリティについて噂されていることを理解している。そして現地時間2024年10月28日、【For Friends and Family】ツアーの一環として訪れた米デンバーのレッド・ロックス・アンフィシアターで、彼はこの話題について重要な発言をした。
ファンが投稿したTikTokの動画で、スツールに座りながらアコースティック・ギターを手にしたショーンは、観客に向かって「今日、ふと思ったんです。もし今夜、このセットのこの部分で何か話すとしたら」と切り出した。観客が「愛してる!」と声援を送る中、26歳のショーンは、自分がスポットライトの中で成長してきた経験について語った。
「キャリアを始めたのは本当に若い頃、15歳の時でした……その頃、僕は15歳の人がするようなことをたくさんできなかったし、15歳の人がするような自分についての発見をすることもできませんでした」と述べ、高校生から世界を旅し始めたことを振り返った。「若い頃から僕のセクシュアリティについての噂が絶えなかったけど、それはくだらないことだと思います。セクシュアリティは美しく、複雑で、簡単に分別できるものではありません」と続けた。
さらに、「いつも自分のとても個人的な部分に土足で踏み込まれるような気がしていたんです。まだ自分で解明していない、見つけようとしている何かに関わることだから」と述べ、自身の新曲「ザ・マウンテン」を書いた背景を語った。この曲の歌詞には「僕が若すぎるって言うこともできる/僕が年を取り過ぎているって言うこともできる/僕が女の子も男の子も好きだって言うこともできる/君の型にはまるものなら何でもいい」とあり、彼はセクシュアリティに関する根強い噂に真摯に向き合っている。
「自分の考えに近い形で取り組むことができる瞬間だと感じたので、この曲を書くことは僕にとって本当に重要なことだと感じました。みんなをもっと近くに感じたいし、本音で話したい部分もあるので、今は自由に話していると思います。僕の人生やセクシュアリティについての本当の真実は、みんなと同じように答えを見つけようとしているところだということです」と彼は語り、観客の歓声を浴びた。「時には分からなくなることもあるし、理解できる時もある。でも、(セクシュアリティについて)話すことが多いこの世の中では、すごく怖いと感じることもあります。だからこそ、勇気を出して人間らしく、感情を抱く自分を許すようにしています……今、僕が言いたいことはそれだけです」と締めくくった。
その後、彼は11月15日にリリース予定の5枚目のスタジオ・アルバム『ショーン』に収録される「ザ・マウンテン」の上記のバースを披露した。
2019年、ショーンは英ガーディアン紙に対し、自身のセクシュアリティに関する執拗な憶測に“傷つく”と述べ、「僕のようなサポート・システムを持たない人々のことを想像し、そうした決めつけがどのような影響を与えるか想像できるので、人々が僕のことを決めつけると腹立たしいです」と語っていた。また、この噂が彼自身だけでなく、LGBTQコミュニティの人々も傷つける可能性があると説明していた。「だから僕は怒っているし、いまでも怒りが収まらないとわかると思います。なぜなら、くだらないことで僕に突っかかってくるということは、他の多くの人を傷つけるということを理解していないと思うからです」と語った。「彼らは何も言わないかもしれないけれど、聞いています」と続けた。
2018年には、米ローリング・ストーン誌でこの話題について「誰かと、例えば女の子と一緒にいるところを見せて、自分がゲイじゃないことを証明しなければならないと感じてしまう……心の中では悪いことじゃないと理解しているものの、その一方で、まだそう思っている部分があって、そういう自分が嫌いです」と正直に語っていた。しかし、その後、彼はこれらの記事が彼の全体像を正しく表現していないと批判している。
ショーンは10年以上、自身の恋愛については内密にしてきた。いくつかの著名人との関係が報じられているが、特に注目されたのはカミラ・カベロとの2年間の交際だった。この関係は「サマー・オブ・ラヴ」や「ワンダー」、そして2019年にヒットしたデュエット曲「セニョリータ」など、多くの楽曲に影響を与えた。
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