2PMのJun. K・NICHKHUN・WOOYOUNGが届ける夢の3時間、再会の約束も

2024年9月11日 / 21:00

 2PMのJun. K、NICHKHUN、WOOYOUNGによるライブ【Jun. K, NICHKHUN, WOOYOUNG (From 2PM) Premium Live 2024 [ENWJ]】が、9月7日と8日に東京・有明アリーナで開催、そのオフィシャルレポートが到着した。

 昨年10月7日と8日に、約7年ぶりとなる完全体コンサートを開催し、そのパワーを魅せつけた2PM。あれから約1年、Jun. K、NICHKHUN、WOOYOUNGが同じ会場に帰ってきた本公演は、3人でのパフォーマンスはもちろん、それぞれのソロ・パフォーマンスも堪能できるライブとなった。

 前日に引き続き、開演を待つ熱気に包まれた最終日、客席が照明で照らされて流れ始めたのは2PMの「HOT」。ファンも興奮し合唱状態で盛り上がり、ボルテージが上がってきたところで照明が落ち、プレミアムライブのオープニングを迎えた。ステージ上には3本のLEDビジョンの柱が。各メンバーの映像が映し出されていたかと思うと、それぞれの柱の中からJun. K、NICHKHUN、WOOYOUNGが登場し、大歓声があがる。

 「HIGHER」が始まるとファンのテンションもさらなる高みへ。間髪入れず「想像してみて」を披露した後、Jun. Kの「みなさん、めちゃめちゃ会いたかったです!」という言葉に続き、ほか2人も挨拶。今回のタイトル【[ENWJ]】に込められた思いや、NICHKHUNがデザインしたというロゴについても説明があり、3人がこの公演のためにたくさん準備をしてきたことが明かされた。そして3人が上着を脱いで披露したのが「Breakthrough」。続く「I’ll be back -Japanese ver.-」はイントロから熱気に包まれ、大熱狂の中、3人のパフォーマンスの前半ステージは終わった。

 ここからは3人のソロステージが続く。トップバッターはWOOYOUNG。“チャン・ウヨン”コールが響く中、「Off the record」「Going Going」へと続く。センターステージで得意のダンスブレイクを披露すると大歓声が上がった。「みんな元気!?」と、ファンの前でパフォーマンスできる喜びを語ったあと、ファンを思って書いたという「Just be you」に続いて「MORE」で再び盛り上がりを作っていく。

 続くJun. Kは、客席後方から「NO LOVE」を熱唱しながら登場。ステージに上がり照明を浴びて跪きながら歌い上げる姿は神々しいほどであった。そして8月26日にリリースされたばかりの新曲「Paint this love」を披露。「みなさんのエネルギー、Jun. Kです!」と挨拶すると、ここ最近の充実した活動の報告と感謝を述べた。それから「PHONE CALL」「HIGHER」と畳みかけ、続くヒップホップ・メドレーのラストの「EVEREST」ではセンターステージでオフマイクの生声でラップをまくしたて、パワフルなダンスを決めてステージを降りた。

 ソロステージのラストはNICHKHUN。「Maybe you are」でスタートし、手を優しく掲げて続いたのは「Story of… (Japanese ver.)」だ。「ぼくのステージはジェントルでスウィートでちょっとキュート」と話した通り、「Miss Wonderful」と「This Christmas Time」のマッシュアップでは可愛く踊り、跳ね回りながら会場を笑顔で包んだ。「Stay In」で美しい歌声を聴かせたあとは「Let It Rain」「Umbrella」のメドレーで大合唱。愛に満ちた雰囲気を作り上げた。

 そして迎えたパフォーマンス後半戦。「A.D.T.O.Y.」で3人が登場すると大歓声が上がり、今回の公演のために特別に用意したというダンスブレイクでは会場が大熱狂の渦に。「My House -Japanese ver.-」に続く「I’m your man」のネクタイダンスで興奮は最高潮を記録した。しかし、これで終わらないのが2PM。「Stay with me」でステージに戻ってくると、メンバーそれぞれが、デビューからこれまで受け取った愛への感謝を語り、日本デビュー曲「Take off」で会場は一体に。さらに「ミダレテミナ」「NEXT Generation」で大いに会場を沸かし、歓喜を分かち合った。

 鳴りやまない“2PM”コールに応え、Jun. Kがステージから、NICHKHUNとWOOYOUNGが客席前方から登場し始まったのは「Hands Up」。ファンとの時間を惜しみながら、再会を約束して、プレミアムライブは終了した。3人で、ソロで、彼らでしか魅せることのできない、まさに「2PMエンターテインメント」のすごさを感じさせる3時間だった。それぞれのメンバーのさらなる活躍に期待しつつ、また彼らがパフォーマンスを見せてくれる日が楽しみでならない。

Photos by 田中聖太郎写真事務所

◎公演情報
【Jun. K, NICHKHUN, WOOYOUNG (From 2PM) Premium Live 2024 [ENWJ]】
2024年9月7日(土)・8日(日)東京・有明アリーナ


2PM

音楽ニュースMUSIC NEWS

倖田來未、劇場アニメーション映画『ChaO』主題歌を含む夏のEP『De-CODE』を8月13日にリリース決定

J-POP2025年6月6日

 倖田來未が、EP『De-CODE(ディコード)』を2025年8月13日にリリースすることが決定した。  アニバーサリーイヤーの夏を彩る本作には、多方面で話題となる多彩な楽曲を収録予定。このEPに収録される「ChaO!(チャオ)」は、8月1 … 続きを読む

川口春奈が率いるロックバンドが“NEO江戸”の世界でライブ、グロップ新CM

J-POP2025年6月6日

 川口春奈が率いるロックバンドが登場するグロップ新TVCM「グロップ NEO江戸」篇が放映開始となった。  本CMでは前作に引き続き、川口春奈を起用し、シリーズお馴染みのCM楽曲も明日海りおが歌唱。今回は「セレブレーション=祝祭」をテーマに … 続きを読む

<ライブレポート>syudou、夢の舞台で見せた正直さの美学「これからも臆することなくさらけ出していく」

J-POP2025年6月6日

 syudouが、2025年5月31日東京・日本武道館にて【syudou Live 2025『美学』】を開催した。  syudouにとって、武道館はライブ活動を始めてからずっと目標に掲げてきた場所だ。そんな夢の舞台で見せたのは、彼がずっと貫 … 続きを読む

バックストリート・ボーイズ、『ミレニアム』発売25周年を記念した国内盤が7/11発売

洋楽2025年6月6日

 今年でデビュー30周年を迎えるバックストリート・ボーイズによるアルバム『ミレニアム』発売25周年を記念して、国内盤CD及びアナログ・レコード(輸入盤国内仕様/完全生産限定盤)が2025年7月11日に発売される。  また日本のファンへ向けて … 続きを読む

【ビルボード 2025年上半期Top Composers】大森元貴が2024年年間に続き5指標を制し首位

J-POP2025年6月6日

 2025年の上半期Billboard JAPAN作曲家チャート“Top Composers”で、大森元貴が1位に輝いた。  本チャートは、総合ソング・チャート“JAPAN Hot 100”の中から作曲家にフォーカスしたランキングだ。202 … 続きを読む

Willfriends

page top