クエストラヴ、ケンドリック・ラマーとドレイクのビーフに苦言「ヒップホップは本当に死んだ」

2024年5月9日 / 13:30

 ここ数週間、ケンドリック・ラマーとドレイクのラップ・バトルは、ポップ・カルチャーを独占するスペクタクルとなっているが、クエストラヴはこの複雑な確執にまつわる“泥仕合”を快く思っていないようだ。

 現地時間2024年5月8日の夜、ザ・ルーツのドラマーとして知られるクエストラヴは、ドレイクとケンドリックの攻防に苦言を呈す痛烈なインスタグラム投稿を行い、辛辣なディス・トラックに対するファンたちの反応も非難した。

 「誰も戦争に勝てていない。スキルは全く関係ない。まるでレスリングの試合のような泥仕合で、女性、子供(そして事実かどうか)関係なく、どんな手を使っても相手を貶めるものだ」と綴り、「同じく血を求める観客は、すぐに自分たちが問題の一部ではなかったかのように“RIP”といった投稿をすることになるだろう。ヒップホップは本当に死んだ」と続けた。

 クエストラヴの投稿は、ドレイクとケンドリックの両者が家族や子供たちをビーフに巻き込み、とてもパーソナルな方法でお互いを攻撃していることに言及している。ケンドリックは、「Meet the Grahams」でドレイクが11歳の娘を隠していると告発し、ドレイクは「Family Matters」でケンドリックのマネージャーであるデイヴ・フリーが、ケンドリックの子供の一人の父親だと主張した。

 キャプションには、ニルヴァーナの「Smells Like Teen Spirit」を引用し、「Here We Are Now……Entertain us(みんなここにいる、楽しませてくれ)」と綴られている。

 投稿のコメント欄は無効化されているが、Xでは多くのユーザーが自身の見解を述べている。あるユーザーは、クエストラヴが、ナズへのディストラック「Takeover」を含むジェイ・Zによる2001年のライブ・アルバム『アンプラグド』でドラマーを務めたことを指摘した。「クエストラヴは、ホヴ(ジェイ・Z)が、“Takeover”を披露した“アンプラグド”ライブ盤でドラムを叩いていたよな?このバトルでも女性や子供が出てきた。黙ってろよ」とユーザーは書き込んだ。

 今年3月に、ケンドリックが辛辣なヴァースを提供したフューチャーとメトロ・ブーミンの「Like That」を含め、ケンドリックとドレイクは合計10曲のディス・トラックを発表している。現地時間5月5日にリリースされた最新のトラック「The Heart Part 6」で、ドレイクはケンドリックが繰り返し主張してきた小児性愛者の疑惑を否定した。


音楽ニュースMUSIC NEWS

Age Factory、6thALタイトル曲「Sono nanika in my daze」MVはワンカットで撮影

J-POP2025年8月21日

 Age Factoryが、最新アルバムのタイトル曲「Sono nanika in my daze」のミュージックビデオを公開した。  監督を務めたのは、同アルバム収録曲「rest/息」「海に星が燃える」のMVも手がけた小島央大。楽曲が持つ … 続きを読む

aespaがベストライブを披露する『Venue101 Presents aespa THE LIVE』放送

J-POP2025年8月21日

 aespaが出演する『Venue101 Presents aespa THE LIVE』が、2025年8月30日にNHK総合で放送される。  本番組では、aespaがヒット曲満載のベストライブを披露。さらに、ファンから事前に届いた質問にメ … 続きを読む

平手友梨奈、自身が作詞の新曲「I'm human」配信リリース

J-POP2025年8月21日

 平手友梨奈が、2025年8月26日に新曲「I’m human」を配信リリースする。  新曲「I’m human」は、平手友梨奈が作詞を手がけ、自身の葛藤や生きる意思を表現した歌詞に、ダークで重厚な音を合わせ、独自の … 続きを読む

GANG PARADE、ファン投票で“もう一度見たい公演”を再現するFC会員限定ツアー開催

J-POP2025年8月21日

 GANG PARADEが、公式ファンクラブ『ASOVIVA』会員限定のスペシャルツアー【FANCLUB ASOVIVA 2025 ~ONCE MORE PARADE TOUR~】の開催を発表した。  本ツアーは、遊び人(GANG PARA … 続きを読む

細野晴臣、ロンドン公演を東京で再演【Haruomi Hosono – I’m back from London!】開催決定

J-POP2025年8月21日

 細野晴臣が、2025年9月4日に東京・鶯谷のキネマ倶楽部にて【Haruomi Hosono – I’m back from London!】を開催することが決定した。  本公演は、2025年7月19日にロンドンのロイヤル・フェスティバル・ … 続きを読む

Willfriends

page top