故ルーサー・ヴァンドロス、『ルーサー』『ディス・クロース・トゥ・ユー』が48年ぶりに再発決定

2024年2月22日 / 17:30

 ソニー・ミュージックエンタテインメントのカタログ部門であるレガシー・レコーディングスとプライマリー・ウェーブ・ミュージックが、2005年に54歳で亡くなったルーサー・ヴァンドロスの最初期の2枚のアルバム『ルーサー』(1976年)と『ディス・クロース・トゥ・ユー』(1977年)の再発売を発表した。

 2作品とも、CD、LPレコード、デジタル配信の3形態で同時にリリースされ、『ルーサー』は2024年4月19日、『ディス・クロース・トゥ・ユー』は6月7日に発売される。日本盤CDも発売予定となっている。

 これら2枚のアルバムは、ルーサー・ヴァンドロスがエピック・レコードと契約し、1981年に「Never Too Much」で華々しくデビューする以前の作品となる。ルーサー・ヴァンドロスはソロ・デビュー前、デヴィッド・ボウイの『ヤング・アメリカンズ』(1975年)など数多くのセッションでバック・ボーカルを務めていたが、その合間に、自身を中心とするプロジェクト「ルーサー」名義で、コティリオン・レコードから2枚のアルバムを発表した。

 これら2枚のアルバムはチャート入りはしなかったが、その洗練された楽曲と、ルーサーの若々しくも情熱的な歌声のマリアージュで、好事家たちの間では“伝説のアルバム”として語り継がれてきた。後にアーティスト本人が権利を買い戻し、CD化やデジタル配信はされていなかった。一時は中古レコード市場で数万円の高値で取り引きされていたほどで、ソウル・ミュージック・ファン垂涎のお宝アルバムとして知られている。

 なお、2024年1月には、ルーサー・ヴァンドロスの40年以上にわたるキャリアを追いながら創作の裏側と知られざる素顔に迫ったドキュメンタリー作品『Luther: Never Too Much』(監督:ドーン・ポーター/音楽監督:ロバート・グラスパー)が【サンダンス映画祭】でプレミア上映された。

◎リリース情報
アルバム『ルーサー』
2024/4/19 RELEASE

アルバム『ディス・クロース・トゥ・ユー』
2024/6/7 RELEASE


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