【第96回アカデミー賞】ノミネーション発表、ビリー・アイリッシュ/ジョン・バティステなどが<歌曲賞>候補に

2024年1月24日 / 10:00

 現地時間2024年1月23日、【第96回アカデミー賞】のノミネーションが発表された。

 <歌曲賞>には、映画『バービー』からマーク・ロンソン、アンドリュー・ワイアットが手がけた「I’m Just Ken」とビリー・アイリッシュ、フィニアスが作曲した「What Was I Made For?」の2曲がノミネートされた。同じ映画から2曲が候補となるのは7年前の『ラ・ラ・ランド』以来となる。

 さらには、ドキュメンタリー『ジョン・バティステ:アメリカン・シンフォニー』からジョン・バティステ、ダン・ウィルソンによる「It Never Went Away」、『フレーミングホット!チートス物語』からダイアン・ウォーレンが手がけた「The Fire Inside」、そして『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』からThe Osage Tribeの「Wahzhazhe (A Song for My People)」が<歌曲賞>の候補に挙がった。バティステは、トレント・レズナー、アッティカス・ロスと共同制作した『ソウルフル・ワールド』のスコアで、3年前に【アカデミー賞】を手にしている。

 <作曲賞>には、ジョン・ウィリアムズが『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』でノミネートされた。ウィリアムズにとって49回目の<作曲賞>ノミネートで、『インディ・ジョーンズ』フランチャイズ作品では4度目となる。<歌曲賞>も含めると54回目のノミネーションで、故ウォルト・ディズニーが個人で持つ歴代最多記録59回に迫っている。

 『American Fiction(原題)』からローラ・カープマン、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』から故ロビー・ロバートソン、『オッペンハイマー』からルドウィグ・ゴランソン、『哀れなるものたち』からイェルスキン・フェンドリックスも<作曲賞>にノミネートされた。カープマンは、過去25年間で同部門の候補となった5人目の女性となる。また、昨年8月に80歳で死去したロバートソンは、故バーナード・ハーマンが1976年に『愛のメモリー』と『タクシードライバー』の2作でノミネートされて以来、死後に<作曲賞>にノミネートされた初めての作曲家となる。

 今年最多ノミネートは、<作品賞>を含む13部門の候補となった『オッペンハイマー』で、『哀れなるものたち』が11部門、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』が10部門と続く。

 【第96回アカデミー賞】は、現地時間2024年3月10日に米LAオベーション・ハリウッドのドルビー・シアターで行われ、司会は4度目となるジミー・キンメルが務める。

◎【第96回アカデミー賞】<歌曲賞>ノミネート作品
「It Never Went Away」ジョン・バティステ、ダン・ウィルソン(『ジョン・バティステ:アメリカン・シンフォニー』)
「I’m Just Ken」マーク・ロンソン、アンドリュー・ワイアット(『バービー』)
「What Was I Made For?」ビリー・アイリッシュ、フィニアス(『バービー』)
「The Fire Inside」ダイアン・ウォーレン(『フレーミングホット!チートス物語』)
「Wahzhazhe (A Song for My People)」The Osage Tribe(『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』)

◎【第96回アカデミー賞】<作曲賞>ノミネート作品
『American Fiction(原題)』ローラ・カープマン
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』ジョン・ウィリアムズ
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』ロビー・ロバートソン
『オッペンハイマー』ルドウィグ・ゴランソン
『哀れなるものたち』イェルスキン・フェンドリックス


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