オリヴィア・ロドリゴ、米NPR『タイニー・デスク』で感動的なパフォーマンスを披露

2023年12月12日 / 18:45

 米ラジオ局NPRの【タイニー・デスク】コンサート・シリーズで、これほどポップな喜びと痛みに卑わいな言葉が織り交ざったパフォーマンスを見たことがないと言ってもいいかもしれない。オリヴィア・ロドリゴは最近、米NPRの最も有名な“デスク”に立ち寄り、2ndアルバム『ガッツ』より「ラヴ・イズ・エンバラシング」を熱唱した。また彼女は、コロナ禍の真っ只中で一人もいない車両管理局でパフォーマンスせざるを得なかった初の『タイニー・デスク』出演を振り返った。

 「ここに来る方がずっとクールですね。今まで一度も部屋に魅せられたことがありませんでした。とても光栄です」と、彼女は米NPRの棚に様々なアイテムが溢れた有名なパフォーマンス・スペースについて語った。ロドリゴはまた、ベッドに横たわりながら「今までしてきた恥ずかしいことをすべて思い出して、自分自身にドン引きした」という経験をもとに「ラヴ・イズ・エンバラシング」を書き下ろしたと説明した。

 その後、ロドリゴはアルバムの最初のシングル「ヴァンパイア」を披露した。ロドリゴによると、同曲は、彼女が20分から30分で書き上げたが、プロデューサーであるダン・ニグロと1か月かけて磨き上げたという。ピアノの前に座ったロドリゴに、3人組のコーラスが加わった。コーラスの3人は、エネルギーを吸い取る元恋人に不気味な終止符を打つように、緩やかな新アレンジに合わせて、「どうやって嘘つくの?どうやって嘘つくの?」とささやいた。

 ロドリゴはまた、「レイシー」が昨年南カリフォルニア大学での詩の授業の課題として書いた後に思いついたと説明した。この曲は、いつものように歌詞とメロディーを同時に書くのではなく、歌詞を完成させてからメロディーをつけるという方法で初めて書いた曲だという。彼女はこの感動的なバラードをコーラスとラベンダー色のアコースティック・ギターだけで演奏する前に「ソングライターとして楽しい試みでしたし、レコードの中で最も好きな曲のひとつになりました」と語った。

 4曲のパフォーマンスは、ロドリゴが一人でピアノに向かった「メイキング・ザ・ベッド」で幕を閉じた。この曲は彼女が米ニューヨークで書いたもので、自分の行動に責任を持つというアルバムのテーマのひとつにぴったりだった。


音楽ニュースMUSIC NEWS

クリープハイプのライブ映像、ユニカビジョンで放映

J-POP2025年11月11日

 クリープハイプのライブ映像が、東京・西武新宿駅前の屋外広告メディア「ユニカビジョン」にて放映されることが決定した。  ライブBlu-ray&DVD『クリープハイプ 現メンバー15周年記念公演「2024年11月16日」』が11月16日に発売 … 続きを読む

TENSONG、“生き辛さ”から生まれた衝動を具現化した新曲「BINBIN」配信&MV公開

J-POP2025年11月11日

 TENSONGが、新曲「BINBIN」を配信リリースし、ミュージックビデオを公開した。  時代の変化や社会の流れ、情報に溢れる世界の中で感じた“生き辛さ”から生まれた衝動をそのまま音に込めたという本楽曲。エネルギッシュなサウンドと、抑えき … 続きを読む

ホールジー、米ワシントンD.C.公演中に観客から痴漢被害

洋楽2025年11月11日

 ホールジーの米ワシントンD.C.公演で信じがたい行為が起きた。現地時間2025年11月4日、会場The Anthemで行われた【バック・トゥ・バッドランズ・ツアー】のステージ中、観客がホールジーに対して痴漢行為を働いた様子が映像として拡散 … 続きを読む

KISSの故エース・フレーリー、死因が明らかに

洋楽2025年11月11日

 KISSの共同創設者であり、名高いギタリストであるエース・フレーリーが10月に74歳で突然この世を去ってから数週間が経ったが、新たに入手された検視報告書によりその死因が明らかになった。  TMZや米ピープルなどが報じたところによると、米ニ … 続きを読む

SHISHAMO、最後の全国ホールツアーのビジュアル公開 デザインは宮崎朝子

J-POP2025年11月11日

 2026年2月より全国17か所、計18公演が開催されるSHISHAMOの最後の全国ホールツアー【SHISHAMO ファイナルツアー2026「さよならボヤージュ!!!」】の公演ビジュアルが公開された。  3ピースにこだわってきたSHISHA … 続きを読む

Willfriends

page top