【第66回グラミー賞(R)】ノミネーション発表、シザが最多9部門の候補に

2023年11月13日 / 09:00

 日本時間2024年2月5日に開催される【第66回グラミー賞授賞式(R)】のノミネーションが発表された。最多ノミネートは、主要部門のうち3部門でノミネートされたシザの9部門。ヴィクトリア・モネとフィービー・ブリジャーズが7部門、ジョン・バティステ、ビリー・アイリッシュ、オリヴィア・ロドリゴ、マイリー・サイラスらは6部門の候補となった。

 日本にルーツを持つアーティストとしては、グラフィック・デザイナー/ディレクターの小池正樹が『Words & Music, May 1965 – Deluxe Edition』のパッケージ・デザインを務め<最優秀ボックス/スペシャル限定パッケージ>にノミネートされた。同部門で過去4回ノミネートされ、第50回と第62回の2回受賞している。

 またギタリストのショーン・シベは伴走者を務めた『Broken Branches』で<最優秀クラシック・ソロ・ヴォーカル・アルバム>に、指揮者のアン・アキホ・マイヤースは『Fandango』で<最優秀クラシック作品集>の候補となった。

 パーカッショニストのアンディ・アキホはプロデューサーを務めた『Sculptures』で<最優秀クラシック作品集>に、コンポーザーを務めた『In That Space, At That Time』で<最優秀コンテンポラリー・クラシック・コンポジション>にノミネートされ、2022年、2023年に続く同部門3年連続のノミネートとなる。

 【第66回グラミー賞授賞式(R)】では、<最優秀アフリカン・ミュージック・パフォーマンス>、<最優秀オルタナティヴ・ジャズ・アルバム>、<最優秀ポップ・ダンス・レコーディング>の3部門が新たに追加、そして<最優秀プロデューサー(ノン・クラシック)>と<最優秀ソングライター(ノン・クラシック)>の2部門が主要部門に移行され、全94部門のノミネーションが発表された。

◎【第66回グラミー賞授賞式(R)】主要6部門ノミネーション

<年間最優秀レコード>候補
「Worship」ジョン・バティステ
「Not Strong Enough」ボーイジーニアス
「Flowers」マイリー・サイラス
「What Was I Made For? [From The Motion Picture “Barbie”]」ビリー・アイリッシュ
「On My Mama」ヴィクトリア・モネ
「vampire」オリヴィア・ロドリゴ
「Anti-Hero」テイラー・スウィフト
「Kill Bill」シザ

<年間最優秀アルバム>候補
『World Music Radio』ジョン・バティステ
『the record』ボーイジーニアス
『Endless Summer Vacation』マイリー・サイラス
『Did you know that there’s a tunnel under Ocean Blvd』ラナ・デル・レイ
『The Age of Pleasure』ジャネール・モネイ
『GUTS』オリヴィア・ロドリゴ
『Midnights』テイラー・スウィフト
『SOS』シザ

<年間最優秀楽曲>候補
「A&W」ラナ・デル・レイ
「Anti-Hero」テイラー・スウィフト
「Butterfly」ジョン・バティステ
「Dance The Night (From Barbie The Album)」デュア・リパ
「Flowers」マイリー・サイラス
「Kill Bill」シザ
「Vampire」オリヴィア・ロドリゴ
「What Was I Made For? [From The Motion Picture “Barbie”]」ビリー・アイリッシュ

<最優秀新人賞>候補
グレイシー・エイブラムス
フレッド・アゲイン
アイス・スパイス
ジェリー・ロール
ココ・ジョーンズ
ノア・カハン
ヴィクトリア・モネ
ザ・ウォー・アンド・トリーティ

<年間最優秀プロデューサー(ノン・クラシック)>
ジャック・アントノフ
ダーンスト・エミール2世
ヒット・ボーイ
メトロ・ブーミン
ダニエル・ニグロ

<年間最優秀ソングライター(ノン・クラシック)>
エドガー・バレーラ
ジェシー・ジョー・ディロン
シェーン・マカナリー
セロン・トーマス
ジャスティン・トランター

◎番組情報
『生中継!第66回グラミー賞授賞式(R)』 ※二か国語版(同時通訳)
2024年2月5日(月)午前 放送・配信

『第66回グラミー賞授賞式(R)』 ※字幕版
2024年2月5日(月)夜 放送・配信

Photo: Getty Images


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