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物議を醸している謎のアーティストであるゴーストライターが、AI(人工知能)で制作した楽曲「Heart on My Sleeve」を【グラミー賞】の選考に提出したと報じた米ニューヨーク・タイムズに対し、この楽曲には受賞資格があると述べていたレコーディング・アカデミーのハーヴィー・メイソン・ジュニアCEOが前言撤回した。
メイソンは、ドレイクとザ・ウィークエンドの声を模倣した「Heart on My Sleeve」について、「人間によって書かれたものであるため、完全に受賞資格がある」と同紙に語っていたが、現地時間2023年9月7日に公開された短いインスタグラム動画で自身の発言を撤回した。
この動画で彼は、「申し訳ありませんが、出回り始めているなんだか悪い、すごく不正確な情報についてはっきりさせなければなりません。ドレイクやザ・ウィークエンドのように聞こえるAI音声モデルを使ったバージョンの“Heart on My Sleeve”は、【グラミー賞】の選考対象にはなりません」と述べている。
続けて彼は、「特に、特にはっきりさせておきたいのですが、たとえ人間のクリエイターによって書かれていたとしても、ボーカルが合法的に入手されたものではなく、レーベルやアーティストの許可を得たものでもなく、この楽曲は市販されていませんので対象外です」と語っている。
また、「私はこの(AIの)ことをとても真剣に受け止めています。すべてが複雑で、とてもとても素早く動いています。これからも進化し、変化し続けなければならないでしょう。でも、どうか混乱しないでください。アカデミーは、人間のアーティスト、そして人間のクリエイターを支援し、擁護し、保護し、代表するためにあります。以上」と彼は付け加えている。
NYTは、ゴーストライターが「Heart on My Sleeve」を2024年の<最優秀楽曲賞>と<最優秀ラップ楽曲賞>に提出したと報じた。この楽曲は今年4月にストリーミング・サービスから削除され、ユニバーサル ミュージック グループはボーカルを生成するためにAIを使用したことを非難し、“なぜアーティストに害を与えるような形でのサービスの使用を防ぐ基本的な法的・倫理的責任がプラットフォーム側にあるのかを示している”と指摘していた。
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