<コラム>SixTONES「こっから」が世の中を元気にしてくれる理由

2023年6月26日 / 20:00

 SixTONESの10thシングル「こっから」が、2023年6月21日公開(集計期間:2023年6月12日~6月18日)のBillboard JAPAN週間シングル・セールス・チャート“Top Singles Sales”で1位を獲得した。SixTONESの求心力と「こっから」が持つ楽曲の力が、リリース前からYouTubeで展開されてきた様々な映像コンテンツを導火線として、爆発的な広がりを見せているようだ。

 6月25日に最終回を迎えた日本テレビ系ドラマ『だが、情熱はある』の主題歌として、ドラマ開始当初から話題となっていた「こっから」。「うまくいかなくても天才じゃなくても“こっから”始めよう」というポジティブな応援歌として、森本慎太郎(SixTONES)演じる南海キャンディーズ山里亮太、髙橋海人(King & Prince)演じるオードリー若林正恭の赤裸々な心情を描いたストーリーに、ピタリと寄り添ってきた印象だ。たまらなく人間味だらけのドラマ主題歌でありながら、最高にアップリフティングでクールな曲の構成になっている「こっから」の楽曲情報が解禁されてからリリースされるまでの約2か月間、その魅力を伝えてきたのがYouTubeで次々と公開されてきた映像コンテンツだ。

 まず5月12日にミュージック・ビデオ(以下、MV)が公開された。下町情緒あふれる街並みが映し出されると、ファンキーなワウギターと野太いサックスのリフから始まる演奏に、間髪入れず口火を切り畳みかける高速ラップが炸裂。田中樹、京本大我、ジェシー、髙地優吾と畳みかける文字通り息つく暇もないほどのマイクリレーから、松村北斗とジェシーによるファルセットを重ねたハーモニーへと続き、コインランドリーで佇みながら咆哮する森本慎太郎のラップを経てのサビまで、わずか40秒。圧倒的なフロウを見せてから突入するサビはメロディアスで、生バンドをバックにしたダンスパフォーマンスを楽しみながら一緒にシングアロングできる。2番になるとユーモアたっぷりに和ませるシーンがあるのも心憎い。途中、ブレイクビーツに乗せてメンバーそれぞれのダンスを堪能できるのも大きな見どころだ。グルーヴィーな楽曲が舞台設定とのギャップも相まってカオスな空間を創り上げているこのMVは、6月5日に朝の情報番組『DayDay.』に生出演、同日夜に『CDTV ライブ! ライブ!』でも生パフォーマンスを披露したことを受け連日再生され、公開後アーティスト史上最速で3,000万回再生を突破。現在の再生数は4,000万回に迫ろうとしている(6/26時点)。

 6月2日にはMV本編とは別に、6人のダンスパフォーマンスのみで構成された『こっから -Dance Performance Only ver.-』を公開。SixTONESの真骨頂であるダンスパフォーマンスをじっくり鑑賞しながら曲を味わえる映像となっている。リリースを5日後に控えた6月9日には、YouTube限定パフォーマンス企画「PLAYLIST – SixTONES YouTube Limited Performance -」Day.8と題して、同企画初の生配信で「こっから」と、カップリング曲「FIREWORKS」も初披露された。生バンドを従えた「こっから」とは対照的に、デジタルトラックに乗せて歌われたこの曲は、トライバルなリズムと夏の祭囃子を連想させる笛の音色が印象的な、熱帯夜を思わせるセクシーな楽曲だ。リリース後の6月16日には同企画のDay.9としてもう1つのカップリング曲「Tu-tu-lu」のパフォーマンス映像も公開された。椅子に腰かけてしっとりと歌うミディアムバラードでSixTONESの“静”の部分を知ることができる。

 こうして次々と投稿された映像コンテンツをきっかけに、SixTONESの楽曲に触れた音楽ファンもたくさんいるはず。ファンもそうでない人も、映像と共に楽曲の良さを感じているからこそのMV再生回数だろう。「こっから」は、これまで聴いたことがなかったマニアックな音楽ファンも唸らせる楽曲であることは間違いない。同時に、SixTONESというグループが先鋭的でありながらも、しっかりと王道なジャニーズマナーも感じさせる稀有な存在であることを伝えている。

 尚、リリース前日の6月13日に公開された『こっから -メイキング × リリックビデオ-』では、普段は見ることができない貴重なレコーディングの様子を見ることができる。メンバー6人が必死に「こっから、こっから始まんだ」と歌を届けようとする姿こそが、ここ数年の沈んだ人々の気持ちを明るくしてくれる、未来へ向けた最高のメッセージだ。

 

Text:岡本貴之


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