BLACKPINKのジェニー、体調不良のためライブを途中退場

　BLACKPINKの所属事務所が、先週末に豪メルボルンで行われた公演の途中でジェニーが退場した後、彼女の健康状態に関する最新情報を発表した。

　現地時間2023年6月11日にロッド・レーバー・アリーナで行われたコンサートの模様を撮影した動画は、2020年のヒット曲「Lovesick Girls」を歌いながら、ロゼ、リサ、そしてジスと踊るジェニーを捉えている。だが、疲れ切った様子で彼女は突然パフォーマンスを止め、ステージから降りている。

　その後、ロゼ、リサ、そしてジスは、ジェニーがその日の朝から体調を崩していたことを観客に説明したと言う。YGエンターテインメントは、「6月11日（本日）行われた【BLACKPINK WORLD TOUR ［BORN PINK］ IN MELBOURNE】のライブ中にメンバーのジェニーが体調不良によって途中退場しました」とコンサート後にWeverseに投稿した声明で正式に発表した。

　「ジェニー本人は最後までライブを成し遂げたいという意思を示しました」と続け、「現場の医療スタッフの判断で十分に休憩し、安静を取り戻せるよう直ちに対応しました。ジェニーはファンの皆様に最後までお付き合いできなかったことについて大変申し訳なく思い、一日も早く回復したいという意思を示しています」と説明した。

　また、YGエンターテインメントは、ジェニーが“一日も早く”コンディションを取り戻せるよう最善を尽くしていることを強調し、ファンに“この状況をご理解いただけますようお願いします”と伝えた。

　BLACKPINKは、次に豪シド二－にあるクドス・バンク・アリーナで6月16日と17日に公演を予定しており、それまでの休息時間は限られている。一方で、ネット上では多くのファンがジェニーをサポートし、パフォーマンスよりも自身の健康を優先するよう促している。

　あるファンは、Twitterに「病気にもかかわらずステージに上がるなんて彼女はとても勇敢です」と投稿し、「早く良くなってください。ジェニー」と続けた。また、別のファンは、「本当に体調が悪いのにステージに上がったということは、彼女がどれだけファンを大切にしているか示しています。私たちはジェニーを愛しています。必要な休息を取ってください」と綴った。