SUGA、ブルーノ・マーズ／坂本龍一によるお気に入りの曲を明かす

　BTSのSUGAが、Apple Musicで放送中のラジオ番組『Agust D』の2023年5月8日のエピソードで、自身をミュージシャンとして形成した音楽にスポットライトを当て、お気に入りの曲の1つがブルーノ・マーズの楽曲であると明かした。

　SUGAは番組の中で、ブルーノの「トーキング・トゥ・ザ・ムーン」に特別な思い入れがあると語った。「ブルーノ・マーズ、彼は私たちの友人です。この曲は私が高校生の時にリリースされたと思いますが、（BTSの）練習生時代によく聴いていたのを覚えています」と共有した。「アルバムの中で、この曲が一番お気に入りでした。“トーキング・トゥ・ザ・ムーン”を聴いてみてください。良い曲です。私は、悪い曲は薦めません」と続けた。

　同楽曲は全米チャート入りは逃したものの、ジュニア・チョイによるリミックス・バージョンがTikTokの動画で使用されたことをきっかけに、パンデミック中に流行した。オリジナル・バージョンは、2010年の『ドゥー・ワップス＆フーリガンズ』に収録されている。

　さらにSUGAは、日本の作曲家である故坂本龍一を好きなミュージシャンの1人として挙げた。坂本が今年3月に亡くなる前に、2人はSUGAの楽曲「Snooze」で一緒に仕事をしている。「彼と一緒に仕事をする機会があったことは、とても名誉なことです。先日、彼の訃報を聞いて、胸が張り裂けそうでした」とSUGAは振り返った。「敬意と感謝の気持ちを込めて、お気に入りの彼の3曲“戦場のメリークリスマス”、“opus”、“鉄道員”をお薦めします」と述べた。

　SUGAはソロ・ワールド・ツアー【Agust D TOUR】を現在開催中で、北米ツアーは5月10日、11日、14日のイングルウッド公演と5月16日と17日のオークランド公演の計5公演で終了する。その後、アジアでのツアーがスタートする。