【ビルボード】Official髭男dism「Subtitle」2,100万回でストリーミング4連覇　ミセス「私は最強」セルフカバーが初登場

　2022年11月16日公開（集計期間：2022年11月7日～2022年11月13日）のBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”で、Official髭男dism「Subtitle」が4週連続となる首位を獲得した。

　「Subtitle」は、10月6日に放送開始されたドラマ『silent』の主題歌で、10月12日に配信がスタートした。10月19日公開で2位に初登場、翌週には首位を獲得。チャートイン5週目を迎えた当週の再生回数は前週比101%の21,377,507回を記録、初登場以降続く右肩上がりの勢いを維持しており、当週も自身が持つ週間再生回数の歴代2位記録を更新した。また、Official髭男dismは7位に「ミックスナッツ」、44位に「Pretender」、51位に「Cry Baby」、57位に「115万キロのフィルム」、66位に「I LOVE…」も入り、トップ100内に計6曲を送り込んだ。いずれも再生回数はほぼ横ばいの推移となっており、しっかりとアーティスト単位で根強い人気を維持していることがわかる。

　10月19日に当チャート首位で初登場した米津玄師「KICK BACK」は、その翌週にOfficial髭男dism「Subtitle」にトップの座を渡したものの、当週まで4週にわたって2位を守り続けている。再生回数は前週比95%の14,695,480回を記録しており、推移としては微減となったが、とはいえ3位以下を大きく引き離す高水準をキープしている。

　そして3位は、なとり「Overdose」、4位はAdo「新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」、5位はTani Yuuki「W/X/Y」がそれぞれマーク。9位までが前週と同じ並びとなった当週のなかで、1ランクアップして5週ぶりのトップ10返り咲きを果たしたのは、Mrs. GREEN APPLE「ダンスホール」だった。

　そのMrs. GREEN APPLEは11月9日に最新シングル『Soranji』をリリースし、10月18日に先行配信済みの表題曲が前週56位から当週29位に上昇したが、それを上回って25位に初登場したのは、カップリング曲の「私は最強」。同曲は、映画『ONE PIECE FILM RED』の劇中歌としてバンドが書き下ろし、Adoが歌唱した楽曲のセルフカバーだ。なお、Adoの歌唱版は当週8位に入った。

◎【Streaming Songs】トップ10
1位「Subtitle」Official髭男dism（21,377,507回再生）
2位「KICK BACK」米津玄師（14,695,480回再生）
3位「Overdose」なとり（9,260,739回再生）
4位「新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」Ado（8,405,572回再生）
5位「W/X/Y」Tani Yuuki（7,597,268回再生）
6位「祝福」YOASOBI（7,530,364回再生）
7位「ミックスナッツ」Official髭男dism（6,776,465回再生）
8位「私は最強 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」Ado（6,447,938回再生）
9位「もう一度」Tani Yuuki（5,994,798回再生）
10位「ダンスホール」Mrs. GREEN APPLE（5,217,714回再生）

※（）内はストリーミング再生回数。
※総合ソング・チャート“HOT 100”のストリーミング指標と動画再生指標およびストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”では、一部サービスにおけるデータを無料ストリーミングと有料ストリーミングで分けて集計し、それぞれ異なる係数を乗じているため、再生回数の合算によるランキングとは異なる場合があります。