エド・シーラン、予告していた“変化球”な新プロジェクトの詳細を発表

　先日、“変化球”な新プロジェクトを予告していたエド・シーランが、現地時間2022年3月21日にその詳細を自身の公式インスタグラムで明らかにした。

　エドは「ここ最近取り組んでいたものについて、みんなに報告したいです。昨年、ニューヨークのジムで@JBALVINに出くわしました。早朝で、（ジムには）僕と彼しかいませんでした。彼が電話で話していた際に、彼の声だと気付いたので、挨拶をしに行きました」と綴り、「話が尽きなかったので、そのまま一緒にランチをして、アフタヌーン・ティーにも行きました。そして僕らはノンストップで話せる友人になりました」と続けた。

　「クリスマスにライブのためにニューヨークに行くことがあったので、僕たちは1日だけスタジオで過ごすことにしましたが、そこからさらに多くのことに発展していきました。このことについてはもうすぐお知らせしますが、僕らが初めて一緒に書いた2曲は、“Sigue”と“Forever My Love”で、近々リリースされます。ものすごく気に入っています」と彼は説明した。

　エドは投稿を「彼は僕を彼の世界に連れていくこと、そして僕は彼を自分の世界に連れて行くことを望んでいました。このためにスペイン語を学ぶのは大きな挑戦でしたが、とても楽しめました。僕と同じぐらいみんなが気に入ってくれることを願っています。今後の情報にも注目していてください」という言葉で締めくくっている。

　同時に公開された約15秒の動画では、エドとJ.バルヴィンがカメラへ向かってアコースティック・ギターを弾いたり歌う姿など、ミュージック・ビデオの撮影現場と思われる映像が速い速度で編集されている。

　先週、2023年にオーストラリアとニュージーランドで行う【マセマティスクス】（数学）と題されたスタジアム・ツアーのプロモーションのため、ニュージーランドの番組『Project NZ』のインタビューに応じたエドは、次のリリースは一連の数学的タイトルのアルバムの延長線上の作品ではないと発言していた。

　次回作のタイトルが、マイナス（ー）になるのかと聞かれたエドは、「次に出すレコードはそうはならないです。もうちょっと変化球のような別のものが控えています。10日後にその第一弾をリリースする予定です。何かが出ます。ただ、正直なところニュージーランドで大ヒットにはならないと思いますね。それよりもどこかほかの国で大ヒットしそうな気がします。聴けば分かります」と話していた。

　エド・シーランとJ.バルヴィンのコラボ曲「Sigue」と「Forever My Love」は、ミュージック・ビデオとともに現地時間3月24日に解禁される。