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2022年の【ロックの殿堂】入り候補者が2月2日に発表され、デュラン・デュランが初めてノミネートされた。
ニュー・ウェーブのヒットメーカーである彼らは、ケイト・ブッシュ、ディーヴォ、ユーリズミックス、パット・ベネターなど、1980年代を代表するアーティストたちと共に17組の候補者に名を連ねている。
デュラン・デュランは、全盛期にはアリーナ級の会場を満員にし、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”では2曲がNo.1を獲得したが、レーガン時代だった当時は批評家の評価を得るには至らなかった。ところが、ニュー・ウェーブやシンセ・ポップの再評価が進み、デュラン・デュランが次世代のミュージシャンに与えた影響が明らかになるにつれ、ここ10年ほどで彼らへの評価は確実に変化している。
これは2006年から資格を得ていた彼らが2022年になってようやく初ノミネートされたことからも分かることで、2019年にロキシー・ミュージックが殿堂入りを果たした際のトリビュート・パフォーマンスで強烈な印象を残したことも、【ロックの殿堂】の投票者たちへのアピールになったかもしれない。
デュラン・デュランの15thスタジオ・アルバム『フューチャー・パスト』にちなんだ環境に優しいNFTについてメンバーのニック・ローズが米ビルボードに語った直後に、ドラマーのロジャー・テイラーが、機が熟しきっているこの名誉についていくつか質問に答えてくれた。
ー【ロックの殿堂】に初めてノミネートされたお気持ちはいかがですか?
ロジャー・テイラー:一言で言えば、「信じられない」という気持ちです。僕たちは長い間努力してきましたから、自分たちが働いている業界からこのように肯定されるのは、純粋に気分のいいものです。
ーニュー・ウェーブの仲間たち(ケイト・ブッシュ、ユーリズミックス)も一緒にノミネートされていますね。【ロックの殿堂】がその時代の音楽を評価し始めたことについてどのようにお考えでしょうか?
ロジャー:そうですね……僕たちが経験を積んだあの時代は、本当に時の試練に耐えていると思います。非常に自己充足型な方法で音楽を書き、制作していた特別な時代でしたが、最近ではやや失われてしまったようにも思います。
ケイト・ブッシュやユーリズミックス以上に優れたアーティストはあまりいないと思いますよ。これは、先入観を持たない偉大な機関について多くのことを語っていますし、非常に重要なことです。
ーノミネーションのニュースが報じられた時、最初に誰に電話しましたか?
ロジャー:妻ですよ、決まってるじゃないですか。
ー何故今になってノミネートされたのだと思いますか?
ロジャー:物事はすぐにやってくることもありますが、僕たちの場合は、尊敬を得ることが長い道のりでした。ですが、それが実現したときの喜びは格別なものです。今や人々は、僕たちのことをキャリアの初期段階とは全く異なる見方をしているようですね。僕たちは非常に厳しい業界において音楽的にクリエイティブな方法で生き残り続けています。人はサバイバー(生存者)が好きなのだと思います。
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