桑田佳祐、3月開催の自身初ソロ無観客配信ライブが映像化決定

　2021年9月15日に発売される桑田佳祐の新作EP（ミニ・アルバム）の完全生産限定盤に、スペシャルライブ【桑田佳祐「静かな春の戯れ ～Live in Blue Note Tokyo～」】が特典として完全収録されることがわかった。

　コロナ禍において精力的な活動をしてきた桑田佳祐は、楽曲制作だけでなく、例年にも増してライブ活動に力を入れてきた。サザンオールスターズでは2020年に年越しライブを含む2度の無観客配信ライブを横浜アリーナから、今年3月にはソロとして東京・青山のBlue Note Tokyoから無観客配信ライブを全国に届け、医療従事者やエッセンシャルワーカーへの感謝を込めつつ、コロナ禍で苦境にあるエンタメ業界の再起を自らの手で切り拓き、大きな注目を集めた。

　ソロ名義としては、2017年にリリースしたオリジナル・アルバム『がらくた』以来、約4年ぶりとなるEPの映像特典（Blu-ray／DVD）には、桑田佳祐のソロとしては初めての無観客配信ライブであり、桑田の音楽キャリアの中でも初となるBlue Note Tokyoのライブの模様が全編完全収録。過去に何度も足を運び、数々の有名海外アーティストの演奏を見てきた桑田は「このステージに上がるのが本当に自分にとって憧れだった」と話しており、本人にとってもファンにとってもメモリアルなライブとなった。

　ライブでは桑田佳祐ソロ、もしくはKUWATA BANDを中心にファン垂涎のナンバーを全24曲披露。そのなかには浅川マキの「かもめ」や加藤登紀子と長谷川きよしによる「灰色の瞳」といった昭和40年代～50年代の名曲のカバーも含まれ、桑田がリスペクトし、影響を受けた曲のパフォーマンスも見ることができる。また、その日がライブ初歌唱になった民放共同企画「一緒にやろう」の応援ソング「SMILE～晴れ渡る空のように～」のパフォーマンスも必見だ。

　サザン・桑田佳祐の作品としても、特典としてライブ映像が丸々完全収録されるのは、今回が初めて。ライブで披露した24曲を余すことなく完全収録した総収録時間2時間超えの豪華な映像特典は見逃せない。

◎リリース情報
EP『タイトル未定』
2021/9/15 RELEASE
＜完全生産限定盤A（CD＋Blu-ray）＞
VIZL-2400　6,380円（tax in.）
＜完全生産限定盤B（CD＋DVD）＞
VIZL-2401　6,380円（tax in.）
＜通常盤（CD）＞
VICL-67100　2,090円（tax in.）
＜レコード（LP／重量盤）＞
VIJL-62100　2,860円（tax in.）