“ジギー・スターダスト”への道のりを描いた、デヴィッド・ボウイ伝記映画『Stardust』の最新予告が到着

　故デヴィッド・ボウイの伝記映画、『Stardust』（スターダスト）の最新予告編が2020年10月28日にリリースされた。ジョニー・フリン演じる若き日のボウイは、まだ米国で全く知られていない道半ばのミュージシャンで、映画では“ジギー・スターダスト”としてのペルソナを開拓するまでの葛藤が描かれている。

　公開された予告では、「スペイス・オディティ」発表後のタイミングで、母国U.K.の担当者に、「アメリカ人にとっては奇妙すぎるんだ」と言われたボウイが、「僕を知ってもらわなければならない。彼らに僕を知ってもらいたいんだ」と訴えている。

　プロモーション・ツアーのため米国を訪れたボウイは、マーキュリー・レコードで“（ボウイの）ニュー・レコードを、体中の全ての骨で嫌悪していない唯一の男”であるライアン・オーベルマン（マーク・マロン）と合流し、励まされる。前向きな彼に、「俺たちならうまくいくようにできると思うよ。世界を変えるには一人の信奉者さえいればいいわけで、ここには二人もいるんだし」と言われたボウイは、「二人？」と思わず聞き返すが、「自分を信じてるんだろ？君はアメリカで一番のスターになると俺は思うよ」とオーベルマンは断言している。

　『Stardust』は2020年11月25日に全米の劇場とビデオ・オン・デマンドで公開される。