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【レコード・ストア・デイ】(RSD)が、新型コロナウイルスのパンデミックを受けて、通常の1日開催を3日間に分散する新たなフォーマットを発表した。
2008年の初開催以来、毎年4月第3週の土曜日に開催されていたRSDだが、「2020年、世界の状況はこれまでと異なります。【レコード・ストア・デイ】も同様にこれまでと異なるものになります」と主催者は語っている。
パンデミックのため、今年のRSDは、すでに4月から6月に延期されていたものの、夏の到来が迫る中、いつ正常な生活が再開できるか不明瞭なため、主催者は【レコード・ストア・デイ2020】を社会的距離を保つイベントにすると発表した。11月27日の毎年恒例のRSDブラック・フライデーへ向け、今年は8月29日、9月26日、10月24日の3日間がRSDとして設定されることになる。3月に発表済みのRSD独占タイトルに、今回発表された日程に合わせてリリースされる新タイトルを追加した販売アイテムの更新リストは6月1日に発表される。
主催者は「この前例のない世界的状況で、RSD開催日の焦点は、店舗と同様にアーティスト、レーベル、流通業者、そしてレコード店に携わる裏方のビジネスすべての収入を増やすことです」とリリースで説明し、「レコード店の顧客とファンにとっての朗報は、エキサイティングな独占リリースが財政援助に繋がることです。3か月間のそれぞれのRSDが心躍るアーティストやジャンルの混合になるよう、主催者はアーティスト、レーベル、流通業者と新しいリリースのスケジュールを打ち合わせています。今回の新しいフォーマットは、過去最多となる店舗が【レコード・ストア・デイ】に参加できる機会となり、地域の命令に従い、政府と科学専門家のガイドラインに沿って社会的な責任を持って実施されます」と続けた。
10年間以上、音楽ファンは、独占、限定盤のリリースや割引セールを求めて、RSDに参加するレコード店に並んでいる。その目的はシンプルで、独立系レコード・ストアを支援することである。
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