ベル・アンド・セバスチャン、ニック・ケイヴ息子の主演映画『Days Of The Bagnold Summer』のサントラを担当

　ベル・アンド・セバスチャンが、映画『Days Of The Bagnold Summer（原題）』のオリジナル・サウンドトラックを＜Matador Records＞から2019年9月13日にリリースする。今回の発表に合わせて、新曲「Sister Buddha」のMVが公開された。

　2020年公開予定（日本公開は未定）の映画『Days Of The Bagnold Summer（原題）』は、【英国アカデミー賞】コメディ賞も受賞している人気コメディ・ドラマ『The Inbetweeners（原題）』や映画『インビトゥウィーナーズ/思春期まっただ中(原題：The Inbetweeners Movie)』などで知られる英俳優・コメディアンのサイモン・バードの初監督作品で、大人になっていく様子を鋭く観察して描いた感動の物語となっている。ヘヴィメタルを愛する反抗期真っ盛りのティーンエイジャーの休暇の計画が直前に頓挫し、彼曰く“世界一ウザい人”である母親と一緒に夏を過ごさなければいけなくなったことから物語が始まる。

　同映画は、ジョフ・ウィンターハートによる同名のグラフィック・ノベルを原作としており、【英国アカデミー賞】テレビ部門で助演女優賞を受賞している女優モニカ・ドラン（『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』『パレードへようこそ』）やニック・ケイヴの息子アール・ケイヴ（『このサイテーな世界の終わり』）などが出演してる。

　メンバーのサラ・マーティンが「サウンドトラックは深みを切り取っている。それはポップさをメインに主張しているものではないから」と語る今作には、ベル・アンド・セバスチャンによる新曲11曲が収録されているほか、『If You’re Feeling Sinister』（1996年）収録の「Get Me Away From Here I’m Dying」と、EP『This Is Just a Modern Rock Song』（1998年）から「I Know Where The Summer Goes」の再録音されたバージョンが収められている。同サウンドトラックは、青年の成長を描いた映画とも共通するほろ苦さや、どこか温かく爽やかさがこもった作品となっている。

　国内盤には、ボーナス・トラック1曲が追加収録され、歌詞対訳、ライナーノーツが封入される。現在iTunes Storeでアルバムを予約すると、今回新たに公開された「Sister Buddha」がいち早くダウンロードできる。

◎「Sister Buddha」MV
https://youtu.be/K9QjEtsMmuo

◎映画『Days Of The Bagnold Summer』予告
https://youtu.be/6F-GrCJJCc0

◎リリース情報
アルバム『Days Of The Bagnold Summer』
2019/9/13 RELEASE
OLE1455CDJP / 2,200円（plus tax）
国内盤特典：ボーナス・トラック追加収録、解説・歌詞対訳冊子封入