松坂桃李「皆さんの応援と支えにより…」  頓挫しかけた主演作『居眠り磐音』が公開決定

2019年4月5日 / 10:49

主人公・坂崎磐音を演じた松坂桃李

 映画『居眠り磐音』のプレミアイベントが4日、東京都内で行われ、出演者の松坂桃李、木村文乃、芳根京子、柄本佑、杉野遥亮、西村まさ彦、中村梅雀、柄本明と本木克英監督が登壇した。

 佐伯泰英氏の名作「居眠り磐音」を原作とする時代劇エンターテインメントである本作。麻薬取締法違反容疑で逮捕されたピエール瀧の代役に奥田瑛二を立て、撮り直しを決めた経緯がある。公開は予定通り5月17日だが、この日は当初予定された“完成披露”ではなく、約10分間の特別映像のみの上映となった。

 主人公・坂崎磐音を演じた松坂は、大勢の観客を前に「本編をお届けできない中でもこんなにたくさん集まっていただきありがとうございます。皆さんの応援と支えにより無事公開します」と感謝の思いを伝えた。

 本木監督も「思わぬことで皆さんにご心配お掛けしましたが、なんとかギリギリで仕上げさらにアップグレードして皆さんにお届けできるよう頑張ります」と奮起。代役の奥田に感謝とともに、「何人もの俳優さんが『自分でよければやるよ』と言ってくださったことに、この場を借りて感謝します」と話し、頭を下げた。

 終盤には、原作者の佐伯氏も登壇。主演の松坂を「新鮮な演技で挑戦してくれた」とたたえる一方、「1人の反社会的な行動によって制作が頓挫しかけた」などと瀧の行動を非難。それでも「皆さんがこの難関を乗り越え、完成へと再び力を振り絞る姿を見て、私は必ずいい作品に仕上がると確信しました。勇気ある差し替え、再撮影の決断を私は全面的に支持します」と力強く宣言した。

映画『居眠り磐音』のプレミアイベントの登壇者たち


芸能ニュースNEWS

長尾謙杜&山田杏奈がW主演 映画『恋に至る病』大ヒット御礼舞台挨拶

映画2025年11月6日

 映画『恋に至る病』大ヒット御礼舞台挨拶が11月5日、東京都内で行われ、W主演の長尾謙杜(なにわ男子)& 山田杏奈が登壇した。  本作は、TikTokで200万回再生を超える大反響を呼んだ作家・斜線堂有紀氏による衝撃の恋愛小説を映画化。内気 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「三谷幸喜さんの描く喜劇は恐ろしい」「井上順ここにあり。ペーソスあふれる芝居を見せてくれた」

ドラマ2025年11月6日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第6話が、5日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」週刊誌記者への罵倒シーンに反響 美容師の言葉が「正論で苦しい」「さすが文春」

ドラマ2025年11月5日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人 … 続きを読む

「娘の命」殺人事件の黒幕に“新堂”竹財輝之助が浮上 「竹財輝之助さん、またクズ野郎役」「全部がつながって面白い」

ドラマ2025年11月5日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いやっ … 続きを読む

「じゃあつく」“ミナト”青木柚の衝撃発言に「扱いが難しい」の声 「“勝男”竹内涼真が便器に挟まれる姿がシュール過ぎて爆笑」

ドラマ2025年11月5日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

Willfriends

page top