ロック・オペラの傑作! ザ・フー『トミー』完全再現公演が商品化、日本盤はボーナス映像4曲追加

2017年8月17日 / 23:00

 ザ・フーの4枚目のアルバムとして1965年5月23日に発売され、全英チャート2位、全米チャート4位を記録し、ロックとオペラを融合したロック・オペラとしてロック史に残る名盤『トミー』。この名盤の初の“完全”再現を含む、ザ・フーのライヴ作品『トミー ライヴ・アット・ロイヤル・アルバート・ホール』が、4曲のボーナス映像を追加収録し、2017年9月29日に日本先行発売される。

 過去、ザ・フーやロジャー・ダルトリーが『トミー』の再現ライヴを行ったことはあったが、どんなに多くても数曲が省かれて演奏されていた。しかし2017年4月1日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで史上初めて『トミー』の全収録楽曲が完全再現され、世界中のロック・ファンで話題となった。この公演は、ロジャー・ダルトリーの主宰で17年に亘って続けられてきた若い癌患者を支援するチャリティー・コンサート「ティーンエイジ・キャンサー・トラスト」にて行われた。

 同ライヴでは現在のバンド(今回、参加できなかったピノ・パラディーノに代わるベーシストはダルトリーのソロ・ツアーに同行していたジョン・バトン)による『トミー』全楽曲の演奏に加えて、ザ・フーの数々の名曲も披露され、今回の作品にはその全てが収録される。加えてDVD、ブルーレイ及びデジタル・ビデオには、舞台裏の模様を捉えた映像と、コンサートで使用された「アシッド・クイーン」、「ピンボールの魔術師」のアニメーションを収録。さらに日本盤のDVD+CD/Blu-Ray+CDのみ4曲のアニメーション映像が追加収録されての発売となる。

Photo: Christie Goodwin

◎DVD/Blu-ray 収録曲
1. イントロダクション / Introduction
2. 序曲 / Overture
3. イッツ・ア・ボーイ / It’s A Boy
4. 1921 / 1921
5. すてきな旅行/序曲 / Amazing Journey / Overture
6. スパークス / Sparks
7. 光を与えて / Eyesight To The Blind (The Hawker)
8. クリスマス / Christmas
9. 従兄弟のケヴィン / Cousin Kevin
10. アシッド・クイーン / The Acid Queen
11. 大丈夫かい / Do You Think It’s Alright?
12. フィドル・アバウト / Fiddle About
13. ピンボールの魔術師 / Pinball Wizard
14. ドクター / There’s A Doctor
15. ミラー・ボーイ / Go To The Mirror!
16. トミー、聞こえるかい / Tommy Can You Hear Me?
17. 鏡をこわせ / Smash The Mirror
18. アンダーチュア / Underture
19. 僕は自由だ / I’m Free
20. 奇跡の治療 / Miracle Cure
21. センセイション / Sensation
22. サリー・シンプソン / Sally Simpson
23. 歓迎 / Welcome
24. トミーズ・ホリデイ・キャンプ / Tommy’s Holiday Camp
25. 俺達はしないよ / We’re Not Gonna Take It
26. アイ・キャント・エクスプレイン / I Can’t Explain
27. ジョイン・トゥゲザー / Join Together
28. 恋のマジック・アイ / I Can See For Miles
29. フー・アー・ユー / Who Are You
30. 愛の支配 / Love, Reign O’er Me
31. ババ・オライリィ / Baba O’Reilly
32. 無法の世界 / Won’t Get Fooled Again

【ボーナス映像】
『トミー2017』 舞台裏映像
フル・スクリーン・アニメーション映像6曲
1. 序曲 / Overture ※日本盤のみ
2. イッツ・ア・ボーイ / It’s A Boy ※日本盤のみ
3. すてきな旅行 / Amazing Journey ※日本盤のみ
4. クリスマス / Christmas ※日本盤のみ
5. アシッド・クイーン / The Acid Queen
6. ピンボールの魔術師 / Pinball Wizard

CD ディスク1
1. 序曲 / Overture
2. イッツ・ア・ボーイ / It’s A Boy
3. 1921 / 1921
4. すてきな旅行/序曲 / Amazing Journey / Overture
5. スパークス / Sparks
6. 光を与えて / Eyesight To The Blind (The Hawker)
7. クリスマス / Christmas
8. 従兄弟のケヴィン / Cousin Kevin
9. アシッド・クイーン / The Acid Queen
10. 大丈夫かい / Do You Think It’s Alright?
11. フィドル・アバウト / Fiddle About
12. ピンボールの魔術師 / Pinball Wizard
13. ドクター / There’s A Doctor
14. ミラー・ボーイ / Go To The Mirror!
15. トミー、聞こえるかい / Tommy Can You Hear Me?
16. 鏡をこわせ / Smash The Mirror
17. アンダーチュア / Underture
18. 僕は自由だ / I’m Free
19. 奇跡の治療 / Miracle Cure
20. センセイション / Sensation
21. サリー・シンプソン / Sally Simpson
22. 歓迎 / Welcome
23. トミーズ・ホリデイ・キャンプ / Tommy’s Holiday Camp
24. 俺達はしないよ / We’re Not Gonna Take It

CD ディスク2
1. アイ・キャント・エクスプレイン / I Can’t Explain
2. ジョイン・トゥゲザー / Join Together
3. 恋のマジック・アイ / I Can See For Miles
4. フー・アー・ユー / Who Are You
5. 愛の支配 / Love, Reign O’er Me
6. ババ・オライリィ / Baba O’Reilly
7. 無法の世界 / Won’t Get Fooled Again

◎リリース情報
『トミー ライヴ・アット・ロイヤル・アルバート・ホール』
ザ・フー
2017/9/29 RELEASE
DVD+2CD:7,000円(plus tax)
Blu-ray+2CD:8,000円(plus tax)
2CD:3,600円(plus tax)
3LP ※輸入盤のみの取り扱い(10月13日発売)
デジタル・ビデオ (10月13日発売)
デジタル・オーディオ (10月13日発売)

<日本盤特典>
※2週間の先行発売
※4曲のボーナス映像を追加(輸入盤のボーナス映像2曲合わせて計6曲)
※日本語字幕付き
※バンド・メンバーであり、ミュージカル・ディレクターもつとめるフランク・サイムズ氏による書き下ろしライナーノーツ付き
※歌詞対訳付


音楽ニュースMUSIC NEWS

新しい学校のリーダーズ、米レーベル<88rising>よりアルバム『AG! Calling』配信へ

J-POP2024年5月8日

 新しい学校のリーダーズ a.k.a ATARASHII GAKKO!(以下、AG!)の3rdフルアルバム『AG! Calling』が、米国の音楽レーベル<88rising>より6月7日に配信される。  本作は前作『若気ガイタル』から約5年 … 続きを読む

Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」ストリーミング累計3億回再生突破 史上2番目の速さで達成

J-POP2024年5月8日

 Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が、Billboard JAPANチャートにおけるストリーミングの累計再生回数3億回を突破した。  「Bling-Bang-Bang-Born」は、TVアニメ『マッシュル- … 続きを読む

乃紫、新曲「初恋キラー」配信リリース 2ndワンマンのファンクラブ先行受付も開始

J-POP2024年5月8日

 乃紫が、新曲「初恋キラー」を年5月8日に配信リリースした。  「初恋キラー」は、3月のデモ公開以降、10万件に迫るUGCがTikTokで投稿され、注目を集めている楽曲。デモとは一味違う予想外の展開や、中毒性のあるサウンドに仕上がっていると … 続きを読む

Official髭男dism、7/24にメジャー3rdアルバム『Rejoice』発売&9月よりアリーナツアー開催へ

J-POP2024年5月7日

 Official髭男dismの約3年ぶりのフルアルバム『Rejoice』が7月24日に発売される。  本作にはTVアニメ『SPY×FAMILY』のオープニング主題歌「ミックスナッツ」や、フジテレビ系木曜劇場『silent』の主題歌で、20 … 続きを読む

長谷川白紙、新アーティスト写真で顔出し

J-POP2024年5月7日

 長谷川白紙が、自身の顔を写したアーティスト写真を公開した。  これまでイラストによるアーティスト写真を使用し、メディア上では顔の露出を行っていなかった長谷川白紙が、今回初めて実像をアーティスト写真にするという試みを決心。撮影とディレクショ … 続きを読む

Willfriends

page top