須永辰緒&Nao Yoshioka、自身の人生を語る上でのベスト4曲を発表!『HIGHFLYERS』イベントレポ

2016年9月5日 / 13:41

 2016年9月1日に渋谷のライブバー・Hot Buttered Clubにて、インタビューWEBマガジン『HIGHFLYERS』の3周年記念音楽イベントが開催された。

 3周年記念イベントのテーマは<JAZZ&ソウル>。メインイベントとして、須永辰緒とNao Yoshiokaのトークセッションが行われた。2人は、幼少期の印象深く残る曲、音楽を生業としてやっていくと決意した頃に影響を受けた曲、音楽を仕事としてから視界が開けた曲、そして現在を代表する曲、計4曲を選び、曲をかけながら、曲に対する想いやエピソードなどを語った。

 須永辰緒が選んだのは、幼少期の頃に心を揺さぶった、今聴いても大人の世界をたっぷり醸し出しているアニメ『サスケ』のテーマ曲。そしてDJになりたくて弟子入り志願しながら通っていたディスコで毎日のように聴いたというThe Alarmの「Sixty Eight Guns」。HIP HOP DJとなり、須永が憧れた先輩達が主宰するレーベル“MAJOR FORCE”からリリースしたDJ Doc.Holiday 名義時代の「Club of Steel」。そしてDJ30周年を記念して2015年にリリースしたアルバム『Sunaga t Experience』から「Slumber」。須永は小学校4年生の頃から、小遣いを貯めてはレコードを買い集めていたそうだが、そんな須永の音楽に対する愛情、そしてパンク、ロック、ヒップホップ、ジャズと様々な音楽遍歴を経てきた歴史を感じる。トークでは、大貫憲章に弟子入りした時のロンリコ一気の爆笑エピソードや、ツバキハウスや藤原ヒロシの存在について、注力しているチャリティイベントのことなど、過去から現在、未来の話を語った。

 Nao Yoshiokaは、中学生の頃に観た『天使にラブソングを 2』でローリン・ヒルとタニア・ブラントが歌う美しい姿に圧倒され、心を奪われたという「His Eye is on the Sparrow 」を選曲。そして、渡米後にソウルミュージックを歌って生きていこうと決めたきっかけになったというサム・クックの「A Change is Gonna Come」。帰国後にSWEET SOUL RECORDSからリリースしたデビュー曲「Make the Change」。そして9月21日にリリースするアルバムから、アリシア・キーズにも楽曲提供をしているというMusicman Tyと共同制作した大人のラブソング「I Love When」の4曲をセレクト。ニューヨークでの厳しい修行時代を通して、「いつか必ず変化は起こる」から「変化は自ら起こしていく」と心構えが変わり、それによって新しい出会いや多くの気付きを得たというNao自身の変化を共有し、会場に来ている観客に勇気を与えた。

 トークセッション以外に、2015年にリリースした岡村靖幸「イケナイコトカイ」やORIGINAL LOVE 「接吻」などのカバーを含むアルバムが話題となったイチヤナギユウと、アーバンゲリラヒッピーポップMUSICを提唱する髭ソウルが登場し、圧倒的な声量とグルーヴでイベントを盛り上げた。HIGHFLYESのスタッフの1人でもあり、YouTuberとして活躍するカストロさとしは、日本のソウルミュージックである演歌の中から「おら東京さいぐだ」を選曲し、英語バージョン「I’m going to TOKYO!」を披露した。

 また会場には、HIGHFLYERSのインタビューを受けたことのある菅野敬一、IBUKI、林ゆうき、立花恵理、K-SUKE、モーガン・フィッシャーも駆けつけ、HIGHFLYERSの3周年を祝った。

Photo by:MRK、Takayuki Aoyama


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