瀬戸内寂聴、93歳での小説執筆に意欲 本田紗来は五輪出場を目標に「金メダルを取りたい」

2015年11月24日 / 19:41

「万年筆ベストコーディネイト賞」に選ばれた瀬戸内寂聴氏

 最も万年筆が似合う著名人に贈られる「第12回 万年筆ベストコーディネイト賞2015」表彰式が24日、東京都内で行われ、受賞者の松坂慶子、吉田都氏、杉山愛氏、瀬戸内寂聴氏、本田紗来とプレゼンターの上村愛子氏、林真理子氏、畑正憲氏ほかが出席した。

 今年の「前年度受賞者選出部門」には松坂、吉田氏、杉山氏、「一般選出部門」には瀬戸内氏、タモリ、新設された「一般選出 次世代部門」には本田がそれぞれ選ばれた。

 前年度受賞者の畑氏から選出された松坂は「21歳の時、畑先生の『ムツゴロウの結婚記』で奥さんの役をやらせていただいた時からの長い付き合い」といい、「すてきな万年筆を頂いたので、まずは畑先生ご一家にお便りを出したい」と語った。

 瀬戸内氏は、副賞として贈られた万年筆を手に「どなたからも万年筆なんてもらったことがなくてうれしい。これで今書いている小説の続きを書きます」と喜んだ。胆のうがんを乗り越え「91歳で病気をして死にぞこなって命を頂いたから、そのことを振り返ってみようと思って。今は93歳。93歳で現役で小説を書いた人はいません。だから書きたい」と意欲的に語った。

 「ありがとう」メッセージとして4カ月半になった息子への手紙を書いた杉山氏は、育児について「楽しいです。最高です。すくすく育ってくれて、日々の成長を見られるのが楽しい。私も4歳でテニスを始めたのでスポーツをするなら小さいころの方がいい。環境を整えてあげて、何をしたいかというところですね」と笑顔を見せた。

 本田は「初めて万年筆をもらいました。緊張していたけど、途中からみんなが大丈夫と言ってくれてだんだんと楽しくなりました」と表彰式を振り返り、芸能活動とフィギュアスケートは「どっちも楽しい。真凜お姉ちゃんと望結お姉ちゃんみたいにジャンプを色々跳んで、大きくなったら五輪に出て金メダルを取りたいです!」と元気に目標を語った。

プレゼンターと受賞者が勢ぞろい

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