竹内結子&橋本愛 美女2人で【第28回東京国際映画祭】レッドカーペットに登場 中村義洋監督は両手に花状態

2015年10月23日 / 16:53

 竹内結子&橋本愛、美女2人の競演に注目の映画『残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―』が、松竹配給にて2016年1月30日より全国公開される。

 第26回山本周五郎賞を受賞した小野不由美の小説『残穢』(ざんえ)を、ミステリーの名手・中村義洋監督(『白ゆき姫殺人事件』『予告犯』)が映画化する『残穢【ざんえ】 ―住んではいけない部屋―』。小野自身を彷彿とさせる主人公「私」には、人気実力派女優=竹内結子。「私」とともに調査を重ねる久保さん役には、神秘的な魅力を放つ女優=橋本愛。初共演の2人に加え、佐々木蔵之介、坂口健太郎、滝藤賢一ら個性的な出演陣が集結。予定調和を許さない驚愕のラストまで、かた時も目が離せない戦慄のリアルミステリーが誕生する。

 【第28回東京国際映画祭】コンペティション部門にノミネートされた本作より、竹内結子、橋本愛、中村義洋監督が、10月22日のオープニングレッドカーペットに登場。【第20回東京国際映画祭】オープニング作品『ミッドナイト イーグル』以来8年ぶりの参加となる竹内結子は、エレガントなランバン(LANVIN)のダークネイビー地ワンショルダーロングドレスに身を包み、昨年の『寄生獣』に引き続きの参加となった橋本愛はヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)の黒いシックなドレスを着こなし、1年でさらに大人っぽくなっていた。中村義洋監督は黒のスーツに赤い蝶ネクタイでこの美女2人をエスコートし、正真正銘、両手に花状態。3人は談笑しながらゆっくりとレッドカーペットを歩き、熱烈な歓迎を楽しんでいるようだった。

--人気ホラー小説が原作の作品ですが、どのような想いでつくられましたか?
中村監督:原作がなかなかない形なので、映画もなかなかない形になるだろうと。相当怖くなるなと大丈夫かなと思いながら慎重につくりました。
--今回の映画化で大変だったことはなんでしょうか?
中村監督:普通に撮るとコメディになってしまうんですよ(笑)。なので、ギアを変えて撮りました。それがいちばん大変でしたね。
--とても怖ろしいシーンを演じられていました、竹内さん。台本を読んで怖かったことはありましたか? お客さんにどんなふうに怖がってほしいですか?
竹内結子:台本を手にした時点で怖かったです(笑)。台本を読むまでにまず時間がかかりました。試写を観て、目をそらしたシーンがいっぱいあったんですが、そこが皆さんの目にどう映るのか楽しみです。
--ホラー映画の参加、多くの方との共演はいかがでしたか?
橋本愛:怖いのですが、ミステリー要素も強く、竹内さんといっしょに不可解な事象を紐解いていくという構成がとても面白いです。恐怖心を煽られるシーンももちろん、物語の流れも楽しんでほしいです。撮影1日ごとに、近くの住人やお坊さん役の方など、いろんな人に会いました。そういった出会いも面白かったです。

◎映画『残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―』
原作:小野不由美『残穢』(新潮文庫刊) 第26回山本周五郎賞受賞
監督:中村義洋(『予告犯』『白ゆき姫殺人事件』『ゴールデンスランバー』)
脚本:鈴木謙一(『ゴールデンスランバー』「悪霊病棟」)
出演:竹内結子、橋本愛、坂口健太郎、滝藤賢一、佐々木蔵之介ほか
(C)2016「残穢-住んではいけない部屋-」製作委員会
物語:
その奇妙な「音」はただの始まりでした。
小説家である「私」のもとに、女子大生の久保さんという読者から、1通の手紙が届く。
「今住んでいる部屋で、奇妙な“音”がするんです」
好奇心を抑えられず、調査を開始する「私」と久保さん。
すると、そのマンションの過去の住人たちが、引っ越し先で、自殺や心中、殺人など、
数々の事件を引き起こしていた事実が浮かび上がる。
彼らは、なぜ、“音”のするその「部屋」ではなく、別々の「場所」で、不幸な末路をたどったのか――。
「私」と久保さんは、作家の平岡芳明(佐々木蔵之介)、心霊マニアの青年・
三澤徹夫(坂口健太郎)、そして、「私」の夫・直人(滝藤賢一)らの協力を得て、
ついに、数十年の時を経た壮大なる戦慄の真相に辿り着く。
だがそれは、さらなる事件の序章に過ぎなかった――。
すべての事件をつなぐ【穢(けが)れ】の正体とは?
予定調和を許さない驚愕のラストまで目が離せない。


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