ヘニング・シュミート ジャンルを超え活動する旧東ドイツ出身のピアニストが新作をリリース、11月に来日ツアー開催

　旧東ドイツ出身のピアニスト、ヘニング・シュミートが最新作『walzer』を10月21日にリリース、11月に来日ツアーを開催する。

　1965年生まれのピアニスト、作曲家、編曲家ヘニング・シュミート。早くからジャズ、クラシック、ワールド・ミュージックなどジャンルの壁を超えた活動を先駆的に展開。80年代中盤から90年代にかけて、様々なジャズ・アンサンブルで活躍後、ギリシャにおける20世紀最大の作曲家と言われるミキス・テオドラキスから絶大な信頼を受け、長年にわたり音楽監督、編曲を務める。

　ソロとしても、映画音楽やベルリン・シアターで上演されたカフカ『変身』の舞台音楽、2008年にベルリン放送局でドイツ終戦60周年を記念して放送された現代音楽『レクイエム』などを手掛け、名指揮者クルト・マズアーも一目置く個性的なアレンジやピアノ・スタイルは、各方面から高い評価を受けている。これまで＜flau＞より4枚のソロ・ピアノ作品『Klavierraum（＝ピアノの部屋）』、『Wolken（＝雲）』、『Spazieren（＝散歩）』、『Schnee（＝雪）』を発表。

　ダンスにインパイアされて制作したニュー・アルバム『walzer』には、あるカップルのために書かれたウェディング・ソング「hochzeitslied」、前回の来日公演でも披露された「fernblau」などを収録。ワルツのリズムを軸に、ステップを踏むように流れる瑞々しいメロディーの数々が印象的な、切なく、ノスタルジックな作品に仕上がっている。

　今作を引っさげた、全国5都市を巡る来日ツアーも11月に決定。これまで、3度にわたる来日公演は各都市でソールドアウトとなっていることもあり、今回のツアーも必見だ。

◎「wenn es nach mir geht」音源
http://bit.ly/1FCshF0

◎リリース情報
『walzer』
ヘニング・シュミート
2015/10/21 RELEASE

◎公演情報
【Henning Schmiedt Japan Tour 2015】
福岡　2015年11月20日（金) 日本福音ルーテル博多教会
開場 18:00 / 開演 19:00
前売り 3,500円 / 当日 4,000円
大阪　2015年11月22日（日) 島之内教会
開場 16:30/ 開演 17:30
前売り 4,000円 / 当日 4,500円
金沢　2015年11月25日（水) 白鷺美術
開場 19:00 / 開演 20:00
前売り 3,500円 / 当日 4,000円
富山　2015年11月27日（金）nowhere
開場 19:00 / 開演 20:00
前売り 3,500円 / 当日 4,000円 (1ドリンク付き）
INFO: flau http://bit.ly/1LNQSaL

東京　2015年11月29日（日）めぐろパーシモンホール
The Piano Era
開場 15:45 / 開演 16:30
前売り 6,800円 / 当日 7,800円
共演：Tatiana Parra　/　Vardan Ovsepian / Andres Beeuwsaert
INFO: The Piano Era　http://bit.ly/1MZsIM7