浴衣姿のAZUMA HITOMIが、坂本冬美「夜桜お七」をダンスチューンに

　自らが演奏する楽器や照明機材に囲まれた“要塞ライブ”で話題の新世代の宅録女子 AZUMA HITOMIが、演歌の名曲カバーに挑んだ動画をYouTubeに公開した。

　彼女が今回セレクトしたのは、坂本冬美が1994年に発表した「夜桜お七」。ど派手な演出で視聴者を驚嘆させた昨年をはじめ、紅白では計5回も歌唱されてきた演歌の名曲だ。ときにプログレ演歌などとも称されてきたこの楽曲を、AZUMA HITOMIはニューウェイヴ風ダンスチューンとしてカバー。両手で鍵盤や機材を操作しながら両足で巧みにフット・ペダル・ベースを弾き倒す、彼女ならではの演奏スタイルが披露されている。

　また今回の映像は、自宅からライブや音楽制作の様子を中継する自身のUSTREAM生配信プログラム『じっけんじゅんびしつ』の8月26日放送回がもとになっているのだが、この日の配信は浴衣姿で行われていたため、日本独自の音楽である演歌のメロディを歌い上げるという、正にクールジャパンな映像に仕上がっているのだ。

　先日出演したライブイベントでは、“弾き語りカヴァーver.”として同曲も含めカバー曲を多数演奏し、多くの歓声を集めた。カバーは今後も続けていくようで、次の選曲やアレンジにも期待がかかるが、11月4日には渋谷WWWで開催される【りんご飴音楽祭2013～水曜日のカンパネラ編～】への出演が決定している。

◎YouTube「AZUMA HITOMI 演歌カヴァー＃1「夜桜お七」」
http://youtu.be/rrs6aEDsNCs

◎AZUMA HITOMI ライブ情報
りんご飴音楽祭2013 ～水曜日のカンパネラ編～
日時：2013年11月4日（月・祝）
会場：渋谷WWW
OPEN 15：30 / START 16：00
出演：
［LIVE］AZUMA HITOMI、Charisma.com、水曜日のカンパネラ、and more
［解体］鹿
［落語］瀧川鯉八
料金：前売 3,500円 / 当日 4,000円（ドリンク代別）