大野智「“見守る役”にワクワクしてます」　金曜ナイトドラマ「死神くん」に主演

　大野智演じる「死神くん」の原作画　（ｃ）えんどコイチ／集英社・テレビ朝日

　嵐の大野智が４月からテレビ朝日系でスタートする金曜ナイトドラマ「死神くん」に主演することが発表された。

　大野が演じるのは、死亡予定者に死を宣告し、魂を霊界に送る新米の死に神４１３号。「おめでとうございます！　お迎えにあがりました」という、決めぜりふとともに現れ、死を迎える人々を見守る役どころ。

　物語は１話完結。毎回異なる登場人物に対して、死に神でありながらも“生きることの尊さ”を訴え、昇天させたり、場合によっては現世に戻したりもする。死に神が登場するというブラックなファンタジーの中に、心温まるシーンが盛り込まれる。

　２００９年１月期に放送された「歌のおにいさん」以来、５年ぶりに金曜ナイトドラマに出演する大野は「もう５年もたつんですね。懐かしい気持ちもありますし、うれしい気持ちもあります。今回の死に神という役は、とても新鮮で今から演じるのが楽しみです。今までは“見守られる役”が多かったのですが、今回は“見守る役”。どんなふうに物語が展開していくのか、今からワクワクしています！」と意気込みを語った。

　大野扮（ふん）する「死神くん」の服装は黒いスーツにちょうネクタイ。人間界での見た目年齢は３０歳前後ぐらいで、本名や詳細なプロフィールなどはまったく不明。職務の遂行には真摯（しんし）だが、まだ新米の死に神で人間寄りの判断をしがちなため、上司からよく怒られ、中堅サラリーマンのような悲哀を漂わせる場面もあるという。

　ドラマは４月から毎週金曜日午後１１時１５分～テレビ朝日系２４局で放送。（一部地域で放送時間が異なる）