五郎丸、ルーティンの本質を語る 映画イベントに初登場

2015年10月28日 / 16:35

映画イベントに登場した五郎丸歩選手

 映画『トランスポーター イグニション』の公開記念イベントが28日、東京都内で行われ、映画のタイトル「イグニション=点火する」にちなんで、“日本人のハートに火を付けた”ラグビー日本代表の五郎丸歩選手と日本版主題歌を歌うEXILEのSHOKICHIが登場した。

 五郎丸選手は、このような映画イベントに登場するのは「もちろん初めて」といい、「試合より緊張しています」と照れ笑い。司会から「舞台裏で“精神統一”はされましたか?」と問われると「していないですね」とすかさず否定し、会場の笑いを誘った。

 また五郎丸選手は、南アフリカ戦で挙げたトライが国際ラグビー選手協会(IRPA)が選出した2015年の「トライ・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀トライ)」にノミネートされたばかり。決定は11月となるが、現在の心境を問われて「トライは僕がしましたけど、それまでにはほかの14人がしっかりと一つになってトライを取ったので、僕のトライというよりは日本ラグビーのトライだと捉えている」と謙虚にコメントした。

 話題となっているキックを蹴る前のポーズについても、「自分の時間をしっかり創り出すためのもの、ポーズ自体に意味はない」といい、「ラグビーは試合中に雨が降ったり、お客さんが入ったり入らなかったりする。そんな中で、自分でブレない時間を創り出すことがルーティンの本質。この4年間でしっかり作り上げた」と説明した。

 また、本シリーズのファンで「1から見ている」と話した五郎丸選手は、今作を「期待通りの本当に面白い作品」としっかりアピール。劇中にはたんす、浮き輪、電気のコードなどを利用した“奇想天外なアクションシーン”も登場するが「ラグビーに取り入れたいアクションは?」という問いには「取り入れたら退場になるのでルールに則ってやりたいと思います」と冷静に返し、さらに「運び屋になりたい?」という質問には「会社のほうと相談させてもらいます」とジョーク交じりに応じ、笑いを誘った。

五郎丸歩選手(左)とSHOKICHI

五郎丸歩選手(左)とSHOKICHI


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