ゴダイゴ「生きている限り続ける」　結成35周年で“生涯ゴダイゴ”を誓う

　結成35周年コンサートを開いたゴダイゴのメンバー（左から）スティーブ・フォックス、タケカワユキヒデ、ミッキー吉野、浅野孝己、トミー・スナイダー　(c)KYODONEWS

　ロックグループのゴダイゴが19日、東京・渋谷公会堂で結成35周年コンサートを開き、大ヒット曲「ガンダーラ」や「銀河鉄道999」など14曲を熱唱した。

　開演前の記者会見で、ミッキー吉野は、「35年前はロックがあまり受け入れられていない時代。例えばホールを貸してもらえないこともあった」と結成当時を振り返り、「今はそういうことを考えれば幸せです」と喜びをかみしめた。

　ボーカルのタケカワユキヒデは、メンバーがベテランになって「リハーサル中にピリピリしなくなったね」と笑顔。「昔は間違えると怒ったり…。最近は間違えても誰も怒らなくなって、下手すると間違えたことを誰も気付かなくなったのかも」と笑わせた。

　1985年に活動を休止し、その後再結成した歴史もあるが、ミッキー吉野は「メンバーが生きている限り、解散することなく続けていこうと思います」と“生涯ゴダイゴ”を力強く宣言した。

　過去のライブや出演したテレビ番組など12時間を超える映像を集めた記念ＤＶＤボックスも発売中。