八代亜紀「長く、長く支援を続ける」　震災後、初のチャリティー絵画展開催

　自身のチャリティー絵画展で、被災地にエールを送った歌手の八代亜紀　(c)KYODONEWS

　「八代亜紀絵画展～未来へのメッセージ～」と題したチャリティー絵画展開催を翌日にひかえ、歌手で画家としても活動する八代亜紀が１４日、都内で会見を行った。

　東日本大震災から半年がたち「今回初めてのチャリティー絵画展を開催し、収益の一部を義援金として寄付する」と発表した。

　八代は実際に被災地を訪れ「この光景は日本ではない。こんなことはあってはいけない」という感情を抱き「月日がたった今、かつての素晴らしい景色を残さなければいけないと思い、震災前の写真を頂いて描いた」と語った。

　また、３月から継続して被災地を訪れている八代は、桜の季節に地元の酒で花見をしている若者に遭遇し、「飛び入り参加」して一緒に酒を酌み交わしたエピソードも明かした。

　最後に「被災地には頑張れじゃなくなぐさめたい。毎日応援しています。長く、長く支援を続けていきます」とエールを送った。

　同絵画展は９月１５日～２１日、東急百貨店渋谷本店で開催。