オダギリジョー主演映画、釜山映画祭で異例の扱い　日本人男優初の審査員、映画「マイウェイ」とＷ参加

　日本兵の実話をもとにした映画「マイウェイ　１２，０００キロの真実」　(c)KYODONEWS

　オダギリジョーと韓国を代表する俳優、チャン・ドンゴンが主演を務め、「シュリ」「ブラザーフッド」のカン・ジェギュが監督する映画「マイウェイ　１２，０００キロの真実」が、１０月６日から開催される釜山国際映画祭に参加する。まだ製作途中の作品が、メーン作品枠で扱われるのは異例のことという。

　６日のレッドカーペットには前述の３人が登場、８日の公式記者会見には、映画に出演している中国の美人女優、ファン・ビンビンの出席も予定されている。

　また、オダギリは映画祭の「ニューカレンツ部門」の審査員も務める。作品・審査員のＷ参加は映画祭史上初。日本人男優が審査員を担当するのも初めて。

　オダギリは「釜山映画祭に審査員として参加できることを大変うれしく思っています。見まくります！『マイウェイ　１２，０００キロの真実』に関しても、まだ完成を見ることができませんが、あの苦しかった日々を笑い飛ばせる作品になっているはずだと、併せて楽しみにしています」とコメントしている。

　映画「マイウェイ　１２，０００キロの真実」は、２０１２年１月１４日に全国公開。