白井貴子、「今の日本には不屈の精神や底力が必要」 「高峰さんに褒めてもらおうと思って曲を作った」

2011年5月17日 / 21:07

 「台本を読みながら曲を作った」と白井貴子 (c)KYODONEWS

 映画「TAKAMINE アメリカに桜を咲かせた男」の完成披露試写会が17日、都内で行われ、主題歌を歌った歌手の白井貴子、市川徹監督、小川理研和光研究所長がトークイベントを行った。

 本作は、実業家として日米友好にも力を注いだ明治時代の化学者・高峰譲吉の後半生を描いたもの。

 白井は、「すごい人の物語の曲を作らせてもらう喜びを感じた。高峰さんに褒めてもらおうと思って曲を作った」と語った。

 また、「台本を読みながら曲を作った。『作ったものは他人に渡さず、最後まで自分で責任を持ってやり切れ』といういいセリフがあって励まされたけど、完成した映画にはそのセリフはなかった」と語り笑いを誘った。

 最後に白井は、「今の日本には高峰さんのような不屈の精神や底力が必要だと思う」と映画をアピールした。

 映画「TAKAMINE アメリカに桜を咲かせた男」は5月28日から有楽町スバル座ほか全国順次ロードショー。


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