妻夫木聡&武井咲で名作「愛と誠」を映画化 妻夫木「三池監督が悪ふざけしたなって感じ」

2012年3月19日 / 13:35

 映画「愛と誠」完成報告会見に登場した(左から)三池崇史監督、妻夫木聡、武井咲 (c)KYODONEWS

 映画「愛と誠」の完成報告会見が19日、東京都内で行われ、主演の妻夫木聡と武井咲、三池崇史監督が登場した。

 本作は、不良少年・太賀誠とお嬢様育ちの早乙女愛というかけ離れた世界に生きてきた2人の恋を描いた、梶原一騎・ながやす巧による名作コミック映画化したもの。あいさつで「ミュージカルではない」と強調した三池監督だが、歌や踊りの場面がふんだんに盛り込まれている。

 完成映画を見た感想を聞かれた妻夫木は、「どこが“純愛エンターテインメントだよ”って思った。三池監督が悪ふざけしたなって感じ。でも“何だ?この映画”という感じで楽しめると思う」とちょっぴり不満そう。

 だが、相手役を務めた武井については、「本当に堂々としていて、監督の要求にもすぐ応えていた。逆に僕が甘えちゃった感じ」と絶賛した。

 武井は、「歌は好きだったけど、今回はすごく緊張しました。踊りは苦手だったけど“愛”らしく楽しくできたと思います。映画初出演なので、たくさんの人に見てもらいたいです」と笑顔を見せた。

 映画は、6月16日から新宿バルト9ほか全国ロードショー。


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