小雪「魔法の世界に陶酔できる映画」　マーティン・スコセッシ監督を絶賛

　「３Ｄの効果がキャラクターに奥行きを持たせている」と語った小雪（右）とマーティン・スコセッシ監督　(c)KYODONEWS

　映画「ヒューゴの不思議な発明」のマーティン・スコセッシ監督来日記者会見が16日、東京都内で行われ、女優の小雪が駆け付けた。

　本作は、本年度アカデミー賞の作品賞、監督賞など主要11部門の最多ノミネートを達成。

　ストーリーは、1930年代のパリを舞台に、駅の時計台に隠れ住む独りぼっちの少年ヒューゴが、不思議な出会いを通じ、世界の運命を変えてしまう秘密を探し当てるというもの。

　作品の感想を聞かれた小雪は「すべてにおいて完璧」と語った後「この作品は年齢を問わず、お子さんと一緒に見られる方も、デートで楽しむ方も、現実の世界を忘れて、スコセッシ監督の技法なんですけど、魔法の世界に陶酔できると思います」と絶賛した。

　それに対してスコセッシ監督は「年齢でいいますと、７歳ぐらいからそれこそ108歳ぐらいまでの人に楽しんでいただけると思います」と語り笑いを誘っていた。