テイラー・スウィフトが、最新アルバム『1989』をひっさげた世界ツアー【ザ・1989・ワールド・ツアー】の日本公演2日目を5月6日に東京ドームで行い、前日と合わせて、10万4000人のファンが彼女を一目見ようと会場に集まった。
会場は、テイラーのトレードマークの真っ赤な口紅や彼女のファッションを取り入れたファンが多く集まり華やかな雰囲気。また、来場者には光るブレスレットが配られており、開演前から会場の期待感は高まるばかりだ。
ライブは、『1989』の1曲目「Welcome To New York」からスタート。白いジャケットを着た大勢のダンサーを引き連れてテイラーが熱唱し、「コンバンワ！ TOKYO！」と挨拶するとオーディエンスから大歓声が起こった。セットリストは、『1989』からの楽曲が中心に全18曲で構成されていたが、「I Knew You Were Trouble」や「Love Story」なども披露。中でも、日本でも大ヒットとなった「We Are Never Ever Getting Back Together（私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない）」は、テイラーがエレキギターを持ってパフォーマンス。ロックテイストなアレンジで会場を大いに沸かせた。また、「You Are In Love」ではアコースティックギターを、「Love Story」ではキーボードを自ら弾くなど、しっとりとしたパフォーマンスでもオーディエンスを魅了した。
ライヴ中には「モリアガッテル？」や「TOKYO、アイタカッタワ！」「サイコー、TOKYO！」などの日本語を披露。ワールド・ツアーの初日を東京で迎えたことに対し、「私はいつも皆に愛してるって伝えてるでしょう？そして、皆もそれを信じてくれている。1989ワールド・ツアーをここで始められて本当に良かった！そうすることでみんなを愛しているということを証明できたと思うの！」と喜びのコメントを寄せた。
また、テイラーは衣装でも我々を楽しませてくれた。カラフルなスパンコールのジャケットとミニスカート、シルバーのドレス、黒のタイトなパンツスタイル、上下ピンクのガーリーなドレスなど様々な衣装を身にまといパフォーマンス。どれも彼女の美しいスタイルを際立たせるものであった。
全18曲のステージであったが、あっという間過ぎてしまい、最後の曲「Shake It Off」で会場をロック。この日一番の盛り上がりを見せ、ライブが終了した。テイラーのパフォーマンスは圧倒的で、東京ドームが狭く感じられるほどの存在感を感じるライブであった。
Photo by Jun Sato/LP5/Getty Images for TS
◎テイラー・スウィフ【ザ・1989・ワールド・ツアー】
2015年5月5日（火）6日（水）東京ドーム Set List
01.Welcome To New York
02.New Romantics
03.Blank Space
04.I Knew You Were Trouble
05.I Wish You Would
06.How You Get The Girl
07.I Know Places
08.All You Had To Do Was Stay
09.You Are In Love
10.Clean
11.Love Story
12.Style
13.This Love
14.Bad Blood
15.We Are Never Ever Getting Back Together（私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない）
16.Wildest Dreams
17.Out of the Woods
18.Shake It Off