今年デビュー30年のアニバーサリーイヤーを迎えたTUBEが、春・夏・秋・冬シングル第一弾となる春のシングル『いまさらサーフサイド』を4月8日にリリース。そのミュージックビデオ（https://youtu.be/HwGm5NND9ZM）が完成した。
このMVは、現在（2015年）と、TUBEがデビューした30年前（1985年）の2つの時代を舞台にしており、それぞれの時代で繰り広げられる2組の恋人たちの物語を描いた短編ラブストーリー。また、TUBEと同じく神奈川県出身で、『恋するマドリ』『でーれーガールズ』などを手掛ける女性映画監督 大九明子がメガホンを取り、春・夏・秋・冬の4枚のシングルのMVを通して観たときに、じんわりと心に沁みる一編の映画が完成するコンセプトとなっている。
メンバー出演シーンは、桜が咲き始めた3月末、湘南鵠沼海岸のサーフショップで撮影。撮影場所は偶然にも、2011年にTUBEが神奈川県・湘南にゆかりのあるア－ティストを集め、被災者の方々へのエールと復興への願いを込めたチャリティーライブ【湘南からエールを～東日本大震災復興支援ライブ～】を開催したビーチの目の前だった。
また、1985年のラブストーリーのヒロイン役として主演を務めたのは、話題の大型若手女優・松岡茉優。今作でTUBEとの初共演が実現した。松岡茉優はNHK連続テレビ小説『あまちゃん』で注目を集め、今年に入ってからドラマ『問題のあるレストラン』を含む計4本のドラマと映画に出演。女優でありながらバラエティ番組でMCも務め、各方面でブレイクが期待されている。
舞台は1985年の春。松岡茉優演じる夏歩と落合モトキ演じる涼太がデートで訪れたサーフショップの店長を春畑道哉が、サーフショップの常連客を前田、角野、松本の3名が演じている。夏歩と涼太がサーフショップの店内で口論となり、メンバーは心配しながら二人を見守る、ドラマの重要なシーンへのカメオ出演だ。30年前の設定という事で、80年代風の懐かしい衣装を身にまとい、15年以上封印されていた幻の「SUMMER DREAM」のMVがブラウン管テレビで流れているシーンも登場する。
ブラウン管テレビで流れる「SUMMER DREAM」のMVは、TUBEが初めてハワイを訪れ撮影したもの。オワフ島を舞台にビーチやビルの屋上で演奏しているシーンが印象的だ。30年前の20代前半の初々しいメンバーも去ることながら、今では実現が困難なワイキキビーチのホテル屋上での演奏シーンでは、ヘリからの空撮も。まだ沢山のビル群が立ち並ぶ前のハワイを見ることができる貴重な映像となっている。
「いまさらサーフサイド」Music Videoフルver.は、4月3日～ 4月9日の1週間、GYAO！にて独占配信される。
◎松岡茉優さんコメント
夏の王様であるTUBEさんが作られる春夏秋冬の楽曲。30周年の素敵な企画に参加させて頂けること、大変光栄です。
リアルの中で美しさを描かれる大九監督の世界観を存分に味わいつつ、TUBEさんの楽曲に彩られる最高の四季が始まります。