劇団四季、最新ラブコメディ『クレイジー・フォー・ユー』の最終通し舞台稽古が実施

　劇団四季人気ミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』が、四季劇団［秋］にて2月22日に開幕した。

　本場ブロードウェーで1992年に初演され、その年のトニー賞で、最優秀作品賞を含む計三部門を受賞し、日本でも翌年に劇団四季で上演開始されて以来、これまでの上演回数は1700回以上を超え、常に再演リクエストが止まないという本作は、数ある四季作品の中でも、“最高にハッピーなミュージカル”と評価を受けている。この国内外ともに人気のある今作の最終稽古が、開幕を翌日に控える2月21日に四季劇場［秋］にて行われ、本番さながらの緊張感に溢れた最終チェックがキャストやスタッフによって入念に行われた。

　主人公ボビー・チャイルドを演じる松島勇気は、「大好きなこの作品にまた出演させていただき、たいへんうれしく思っています。たくさんの方々に劇場で楽しんでいただけるよう、毎公演を大切に全力で演じさせていただきます。」と意気込んだ。

　舞台は古き良き時代と言われた1930年代のアメリカで、タップダンスに夢中の銀行家の跡取りボビーが差し押さえのために訪れた劇場の一人娘ポリーに一目ぼれし、そこから繰り広げられる二人の恋模様をコミカルかつドラマティックに描いたラブコメディとなっている。“アメリカ音楽の魂”と呼ばれるガーシュインの名曲の数々や、今作でトニー賞最優秀振付賞に輝いたスーザン・ストローマン振付による、電話機やパエリア皿など道具を使った斬新なタップダンス・ナンバー、そして“ボーイ・ミーツ・ガール”要素満載の恋愛ストーリーなど、ミュージカルのあらゆる醍醐味と魅力が詰まった作品となっている。

◎松島勇気全文コメント
大好きなこの作品にまた出演させていただけること、たいへんうれしく思っています。『クレイジー・フォー・ユー』は、ジョージ・ガーシュウィンの素晴らしい音楽と、スーザン・ストローマン振付による圧倒的なダンスシーンで魅せるラブコメディです。たくさんの方々に劇場で楽しんでいただけるよう、毎公演を大切に全力で演じさせていただきます。

◎公演情報
劇団四季ミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』
四季劇場［秋］にて2015年2月22日（日）～2015年5月6日（水・祝）まで上演